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カメラが楽しくないと感じるあなたへ

外出自粛の波が押し寄せてきた2020年のGW、初めてオンライン写真教室を実施しました。

「いつかしたい」と思っていた写真教室がこんな形で実現されるとは全く思っていなかったのですが、約1か月半の間で延べ70名以上の方に参加していただきました。

講座終了後、

「すぐに写真を撮りに行きたくなりました」

「終わってから何度もレタッチを楽しんでいます」

と、うれしい言葉もたくさんいただけた一方で、「いい写真が撮れない」ことに悩んでいる人が思っている以上に多くて、驚きました。

「思っているような写真が撮れずに悲しくなり、カメラをうまく楽しめない」という声もたくさん。

私自身のことを振り返ってみると、カメラを始めた当初から今までずっと心から楽しんでいた思い出しかありません。

それは「上手に撮れているから」というわけでは全くなく、過去の写真を見ると驚くほど下手です。笑

それでもカメラに夢中になって楽しめたのは、自分なりの楽しみ方を自然に実践していたからではないかなと思います。

「カメラを楽しんでほしい」「カメラは意外と簡単であることを伝えたい」という思いを持って写真教室を開催している身としては、1人でもこんな風に悩む人を減らしたい。

そんな思いを込めて、今回は「カメラをなんだか楽しめない」と感じている方に向けて、「私がカメラを楽しむために大切にしていること」を伝えたいと思います。

まずは真似から入る

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カメラを持って「いざ撮影」となった時に、撮り方がわからなくて茫然となってしまうという声をよく聞きます。

特に初めての場所や撮ったことのないジャンルの撮影は、「どうやって撮ったらいいんだろう」と悩んで、結局ほとんど撮影できなかったという方も多いと思います。

そんな時は、「真似から入る」ということを試してみてもらえたらと思います。

もちろん特徴のある写真を「自分のオリジナリティです」と言って出すことはNGですが、基本的に「写真は真似るもの」です。

いい構図やいい被写体の置き方、いいレンズなど、誰かの写真を見て「いいな」と思ったものは、積極的に取り入れてみましょう。

インスタグラムやピンタレストで素敵な写真を日々保存して、自分が撮影する時のお手本にしてみると、ゴールが明確になるので楽しいです。

真似るだけではなく、そこからヒントを得て自分なりのオリジナルな写真が撮れたらなお良しです◎

気になるカメラ・レンズを使ってみる

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写真を撮るうえで、必要となるカメラとレンズ。

もし今持っているもの以外で気になる機材があるなら、迷わず使ってみることをおすすめします。

「あのカメラを使ったら」「あのレンズを持っていれば」と言い訳しているといつまでたっても上達は遠のきます。

もちろんお金のこともありますし、今の機材を大切にすることもとても大切です。ただ、「今持っているカメラのせいでカメラが楽しくない」と思ってしまうようでは、意味がないと思います。

最初はレンタルでもいいので、気になるカメラ・レンズを試してみることで、カメラの楽しさが何倍にも広がる可能性があります。

統一感は気にしなくていい(最初は)

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Instagramでフォロワーがたくさんいる人は、ほとんど統一感のあるギャラリーを作っていると思います。

その様子を見て「統一感を出さないといけない」と考える方も多いと思いますが、最初のうちは統一感を気にする必要はないと思います。

カメラ初心者で、まだ自分がどんな写真が好きか・得意かといったことがわからない時に、無理に統一感を出そうとすると、インプットが偏ってしまい、写真の幅が広がらないことが多いです。

統一感を出すのは、ある程度写真の撮り方や自分の好きなテイスト・ジャンルが決まってからでいいのではと個人的に感じます。

最初のうちは統一感に縛られず、「いいな」「よく撮れたな」と思うものをどんどんSNS等でシェアしてみてください。

思わぬ写真がヒットして驚くこともありますよ。

同じような意味で、いろんなジャンルの写真に挑戦してみることもおすすめ。

私の場合はずっと「お花」「旅」ばかり撮影していましたが、「ポートレート」や「テーブルフォト」など別ジャンルにチャレンジしたことで、ジャンルごとに得た撮影の知見を組み合わせて、写真の幅がより広がりました。

いろんなジャンルに挑戦することで、自分に合った撮影スタイルが見つかるかもしれないので、ぜひ試してみてください。

カメラ仲間を作る

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私自身が写真の上達のきっかけを聞かれた時に、1番に思い浮かぶのが「カメラ仲間」の存在でした。

カメラを購入してから数年間は、「写真を撮るのは好きだけど、カメラは旅行の時ぐらいしか使わない」という状態で、そんなに頻繁に写真を撮りに出かけることはありませんでした。

周囲にカメラを趣味にしている人もあまりいなかったため、独学で何となく楽しんでいるレベル。

それがカメラサークルに入ったことで一変。同じ趣味を持つ友人が増え、休日も「写真を撮りに行くために出かける」という日が増えました。

カメラ友達を作る大きな利点は、「なんとなく一緒に過ごす中で、自然とカメラの知識が身に着くこと」。

特に時間を作って教えてもらうわけではないけれど、一緒に撮影に行くことで知らなかったカメラの機能を知れたり、何気ない会話の中で素敵な写真家さんを教えてもらったり、日常を過ごすだけで自然とカメラに対する知識が増えていきました。

友人と過ごす楽しい時間が勉強にも繋がるなんて、一石二鳥ですよね。

カメラ友達ができてから、私の中の写真に対する気持ちや成長スピードがぐっと上がった気がします。


とはいえ、「なかなか新しいカメラ友達を作ることが環境的に難しい」という方もいると思います。

そんな方は、写真教室やコミュニティに入ってみることをおすすめします。

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私がcocoさんと作ったオンラインカメラサークル「hue」は、「メンバー同士が繋がって、更に写真を楽しむ日々を過ごしてほしい」という思いも込めています。

私自身がカメラ仲間のおかげでよりカメラを楽しむ日々を過ごせたので、「hue」でもそんな繋がりができたらいいなと思っています。

(現在「hue」は募集停止中ですが、近日中に再募集するので、気になる方はインスタグラムをチェックしていただけると嬉しいです。)

根拠のない自信を持つ

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「自信がないから悩んでいるんだよ」という声が聞こえてきそうですが、これが個人的にすごく大事だなと思うポイント。

先ほどお話ししたとおり、私昔はびっくりするほど写真が下手で(今ももちろん日々勉強中ですが・・)、昔の写真を見るたびに「なんでこんな風に撮ったの?」と突っ込みたくなります。

それでも、なぜか「私は写真が上手」という根拠のない自信を昔から持っていました。

というのも、周りの友達(カメラやっていない)がすごく優しくて(笑)、「ゆりちゃんの写真上手やね」「待ち受けにしているよ」なんて嬉しい言葉をたくさんかけてくれたからだと思います。

誰かに写真を見せて、感想をもらうのは、自信や上達に繋がるので本当におすすめ。

そんなこともあり、実際には写真が下手でも、カメラを楽しんで続けることができました。

カメラが楽しいからこそ、「どうやったら上達するんだろう」「なんで私はあんな風に撮れないんだろう」と考えて撮るようになり、「自分は上手な写真が撮れる」と思い込むからこそ、「できないことが悔しい」という思いから人一倍努力することができました。

自分の写真を好きになることは、確実に上達に繋がりますし、何より心からカメラを楽しめます。

まずは自分の写真に自信を持つこと。そのためにも友人や家族など親しい人に写真を見てもらい、感想をもらってみてはどうでしょうか。

(顔の見えないSNSよりも、友人や家族など身近な人の方が、自分では気付かないプラスの意見をもらえることが多いです)


最初から写真が上手い人なんていない

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ごく一部の人を除いて、最初からものすごく写真が上手な人なんていません。
そもそも写真自体が目的やシチュエーション次第で「良い」「悪い」の定義が変わるので、同じ写真でも「素敵」と思う人もいれば「下手だな」と思う人もいます。

そのため「写真が下手で恥ずかしいから、カメラが楽しくない」なんて思う必要は全くありません。

自分が「いい」と感じて撮った写真は、シンプルに「いい写真」。

そう思って、写真を楽しむことが上達の近道です。

撮れる写真の幅が広がれば広がるほど、カメラは楽しくなるので、「自分の写真を好きだ」という気持ちを大切にしながら、努力することをおすすめします。


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instagram=@camel8326/@yuri.photograph 旅・花・人をテーマに活動する、フォトグラファー・ライター。 前撮り・家族写真撮影のカメラマンや書籍への写真提供、講演会登壇、取材など。