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【ONE PIECEバウンティラッシュ】5.5周年の超フェスの性能を予想してみる

 5.5周年を目前にしてバウンティラッシュは環境TOP2であるセラフィムスネークと黒ロジャー以外は不要とばかりに、この2キャラに対して有利に戦える過去キャラがほぼ存在しない空前絶後の不毛地帯と化しています。バウンティの運営は「環境を支配する覇権キャラは更にそれを凌駕する強キャラで叩き潰す」(結果的に、それまでの覇権キャラに苦しめられてきた全過去キャラを機能不全にする)方針を確信犯で行うため、今、環境でぶいぶい言わせているセラフィムとロジャーも必ず潰されます。

 特にDFは一度環境落ちすると「旗は当然抜けない。かといって敵を倒せるわけではないし、旗も守れない」何一つ良い点がない弱小キャラとして一気に需要は低下しがちです。GTは一度セラフィムにメタられたロジャーを見れば分かる通り、最終的には機動力と奪取性能が他キャラより優れていれば長く重宝されます。結局バウンティラッシュは旗を抜くゲームですからね。ATはその時点での環境GT、DFを瞬殺できるかで需要が変わります。ニカ、キドロが全盛期だった際のエース&ヤマトはこの点でとても重要なキャラでした。そして彼らでは太刀打ちできない環境GT、DF(ロジャー、セラフィム)が登場して需要はなくなり環境落ちしたのです。

 セラフィム・ロジャー環境を終わらせる5.5周年の超フェスは恐らくATになります。ロジャーはあくまでセラフィムの裏キャラ(補佐役)に過ぎないためGTをGTでメタる光景は考えづらく、また、DFセラフィムをDFで対策することはもっとありえないでしょう。GTでセラフィムを消したところでロジャーが生き延びるだけです。だから同時に環境から消し去る(そしてユーザーに新キャラへ投資させる)にはATが最も効率的と思われます。

 セラフィム、ロジャーを同時に対策できるATの性能を考察すると、端的に言えば「敵をお宝エリア外に引きずり出す」性能が必須です。というのもこの2人はいずれもエリア内でほぼ無条件によろけ無効が発動します(セラフィムは自陣敵陣関係なし、ロジャーは敵陣で味方いない時のみ)。タイマンで有利に戦うならよろけ無効は必須であり、できれば相手がよろける状態なら最高です。自分はよろけないことで攻撃されてもスキルを後出しできるからです。

セラフィムスネーク
黒ロジャー

 セラフィム、ロジャーに限らず、現在、環境キャラとして最強キャラランキングに名前があがるキャラは基本的に「お宝エリア内でよろけ無効(ないし有利な性能)がつく」特性を持ちます。

エリア内1on1なら不死身のエッグルフィ
敵エリア内ならよろけ&状態異常(行動不能系)無効のエッグゾロ
エリア内被ダメ減少&与ダメ増加を持つニカ

 運営は基本的に過去キャラを長く育てるよりも新しいキャラを確定分までたくさん課金させて引かせたい思惑があります。なぜならその方が圧倒的に儲かりやすいからです。ちなみに、最近、いわゆる恒常キャラがとんと出なくなりましたが、これはユーザーがほとんど引かなくなったからでしょう。開発費を回収できるほどリターンが見込めないわけです。そんな内情までは知る由もないですが、リーグ戦の状況を見れば察することは可能です。ともあれ、なるべく過去キャラを育てるよりも新キャラを引かせたい運営ですから、5.5周年の超フェスATは上記環境キャラにも有利に戦えるキャラとなるでしょう。

 具体的にどんなキャラが出てくるかはONE PIECEのストーリー展開に絡めて色んな予想がありますが、わかりやすいのは四皇黒ひげです。前の七武海黒ひげ(赤DF)は「闇水」により敵を強制的に自分のところへ引き寄せて回避不能の状態にして殴るスキルがありました。恐らく次回の黒ひげはこのスキルが更に強化されるか、通常攻撃でこのコンボが可能になるのではないでしょうか。セラフィムが顕著なのですが、エリア内よろけ無効化のキャラはエリア外では概して雑魚です。タイマン性能が著しく下がるため下手するとワンパンされます。DFの七武海黒ひげですら闇水は能力者に与ダメ200%UPという脅威の殺傷能力を誇っていました。新たにグラグラの実の力を手にした四皇黒ひげの攻撃はもはや即死級の攻撃となることでしょう。

能力者キラーのヤミヤミの力
白白ひげのように無敵&防御無視になるかもしれない

 ATが環境を支配する場合、肝となるよろけ無効はエリア依存ではなく体力依存になる可能性が高いでしょう。もう一つの可能性としてREDシャンクスのように強化状態を付与するパターンもありますがセラフィムは自身が攻撃されると敵の強化状態を解除するため、この強化状態は少なくとも次回の覇権キャラが手にすることはまず考えられません(あるいはエッグゾロのように、パラメーター増加を伴わない強化状態を出す事でセラフィムにも解除できなくする手が考えられます)。

REDシャンクスは強化状態でよろけ無効化

 新しいATが環境GT、環境DFを対策する特性を持つことは直近の超フェスATエース&ヤマトからも明らかです。彼らは防御力を容易に上げてくるキドロとニカに対して強く出れる特性がありました。防御力を含むパラメーター増加中の敵にはよろけ無効化となります。

敵の防御力を無に帰すエース&ヤマト

 セラフィムとロジャーの強みは何と言ってもエリア内よろけ無効化、これに尽きます。行動不能系の状態異常付与ももちろん強力ですが、最近の超フェスは概して状態異常耐性を持つため5.5周年でも当然出てくることでしょうし、目新しいポイントではありません。現在はAT不遇と言われますが、それは同時に「エリア外で(も)有利に戦えるキャラが不遇」の時代でもあります。どんなキャラが出てくるかは未知数ですが、環境キャラが条件さえ揃えば意外にもろいものだということが近い将来、明らかになることでしょう。その意味でセラフィムは個人的には登場当初から「あ、このキャラはエリア外に引きずり出すキャラが出てきて環境落ちするな」とイメージしやすい存在でもありました。

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