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【ONE PIECEバウンティラッシュ】課金についての考え方

作成日:2024/07/21
更新日:2024/09/01

 バウンティラッシュは膨大な数があるソシャゲの例に漏れず、有償コンテンツ、いわゆる課金要素が存在します。ゲーム開始自体は無料ですが、キャラ育成等の攻略を有利に進める上で課金も可能となっています。今回は課金について私なりの考え方を提示してみます。もっとも、これは唯一の正解では全くありません。ユーザーの意見や立場は様々ですからあくまで参考程度にご覧ください。

バウンティは課金によって成り立っている

 バウンティはよく無課金者でも可能なダイヤの集め方とか、キャラの育て方とかの攻略情報が発信されます。これは過剰な消費を防ぐ節制の心構えとして非常に健全だと思います。実際、いわゆる廃課金の沼に陥り、金銭的トラブルに繋がる例はソシャゲ全般でよく見られます。

 ただし気をつけるべきなのは、スマホゲームはダウンロード自体は無料でできるという点です。そのうえバウンティにはゲーム内にONE PIECE以外の余計な広告が一切ありません。つまり、バウンティがサービスを継続させるために必要な稼ぎは実質、ユーザーによる課金ぐらいしかないのが現状です。もちろんバンダイナムコという会社の一つの事業なわけですから、社内の他から調達した資金を充填してもらう事も可能でしょうが、そういった融通を利かせてもらえるだけの価値があるゲームである、という評価を得ている事が大前提となります。

 その評価軸の一つとして、やはり「今現在売れており、また、将来的に売れそうである」ポイントは重要でしょう。問題は「売れている」の判断基準が実質、課金額ぐらいしかない点です。つまり前提として「バウンティラッシュのサービスが維持できるかは、ユーザーがどれだけ多く課金してくれるかにかかっている」点は、たとえ無課金者であっても認識した方がよいでしょう。もちろん、無課金ユーザーの存在は運営にとって全くメリットがないというわけではありません。その点については下記記事が詳細に解説してくださっています。

 今はスマホではないゲーム機もソフトとは別に本体価格で数万円はかかる時代です。そう考えると、繰り返しアップデートされるバウンティで新しい超フェスキャラの確定額が同じくらいだとしても、必ずしも暴利を貪る悪行(?)とは私には断定できないわけです。実質、それぐらいしか収入源がないわけですから。


 もちろん、5周年の白ひげ→ロジャーのように、新しい超フェスキャラをすぐに圧倒的に優秀な次のキャラを出して環境から潰すような商行為は非常に悪質だと思います。これには私も過去にゲーム内アンケートが実施された際に意見を書いた事があります。白ひげもロジャーも引いていませんが、あまりにも酷いと感じたので。ただし課金を誘導させる行為自体はソシャゲ運営として至極真っ当であり、これ自体を非難するのはあり得ないと考えます。

 参考までに、別のとあるゲームがサービス維持に必要な金額をゲーム画面に載せた事が話題になりましたので紹介します。新規コンテンツなしで維持するだけでも毎月100万円以上はかかるようです。こうして見るとオンラインゲームは莫大な経費を必要とする事が察せられます。

課金の可否はユーザーの収入状況にもよる

 ユーチューブのコメント欄やTwitter等を見ている限りバウンティのユーザーは学生が非常に多い印象を受けます。つまりほぼ無収入の人たちが少なからずプレイしている現状があります。もちろん数百円程度の課金なら小遣いやバイト等の臨時収入で可能でしょうが、有名な配信者たちのように次々と新キャラを引くために確定チケットやダイヤは買えないはずです。

 (2024/09/01追記)2024年4〜6月のモバイルアプリのデータを集計したSensortowerというプラットフォームの発表では、バウンティラッシュは他の人気モバイルゲームに比べて年齢層が高い傾向にあるようです。しかし18〜24歳の学生を含む若年層は約20%はいる状況なので少ないとは言い難いです。

 ちなみにチャンネル登録者数が多い有名な配信者は、この課金行為自体が動画再生回数のアップに繋がるはずなので、全て回収できているかはともかく利益を見込める投資行為である分、課金のモチベーションの質が一般ユーザーとは若干異なります。

課金要素にも色々ある

 一口に課金といっても様々なコンテンツがありますから、課金をするにしても、できるだけコスパがよい選択をしたいものです。例えば下記の記事はそのためのヒントになります。

 神ゲー攻略の記事でもどこかで言及があったはずですが、ゲーム内通貨である虹のダイヤへの課金はおすすめできません。というのもダイヤは「課金したからといって100%見返りがある」ものではないからです。これが例えばキャラを育成できる各種アイテム(クリスタルのかけら、バウンティコイン等)を直接得られる課金要素であれば明確にリターンがあるのでおすすめします。ダイヤはよく、こうしたアイテムがおまけでついて販売されますが、裏を返せばダイヤ自体の購入にははっきりした得は保証できないことを示唆しています。

 もちろんレアキャラのガチャで何個のダイヤを使えば確実に引けるという、いわゆる天井はありますが基本的に何千個も必要になります。しかもバウンティのダイヤ保持上限数は5000個となり、新しい超フェスを1〜2体まで確定まで引くと消える量しか貯めれません。そのうえ、せっかく引いたキャラが長く環境で使えるかの保証はありません。これは課金というよりキャラ厳選の話題になりますが、どのキャラに(無償ダイヤ含め)投資すべきかはユーチューブ等の解説情報をチェックして慎重に吟味すべきです。

 レアキャラを引く場合は、ダイヤよりは確定チケットを買う方がコスパが圧倒的に良いです。恐らく運営も意図してそう設定しているはずです。ダイヤはサポートキャラのような低レアだが自チームを強化できる補完要素等に使う方が良いです。私は最初この点を理解しておらずダイヤに相当注ぎ込んでしまいました(笑)。とにかく、ダイヤへの課金は基本やめときましょう。

課金により楽しさが増すのは事実

 課金によってゲームの楽しさが増すのは一人のユーザーの感想としてはっきりあります。私はカイドウが主人公ルフィを除けば最も好きなキャラですが彼の人獣形態が実装された直後にゲームを始めました。このキャラは度々復刻の機会に恵まれていますが、それでも一番最初に確定チケットで引いてよかったと思います。未だに愛用してるからです。

 だから、ONE PIECEで大好きなキャラがいる場合、ゲームでの性能差はどうしてもありますが、そのキャラを引くために課金するのは「あり」だと思います。自分が親でも子供にそれくらいは引かせてあげるかもしれません(課金したいゲームへの知識の多寡にもよるのでしょうが)。

 もう一つ言えるのは、課金をすれば楽しさは増すが、何十万、何百万と課金「しなければ楽しめない」ゲームではないということです。私はそのレベルに足を突っ込んでしまいましたが(笑)、早めに様々な攻略情報を入手していれば、かなり今よりも課金額を減らしながら楽しめたはずです。ただ、これは重課金者となった自分の立場の正当化でもあるのですが、適度な課金はユーザー、運営の双方に利益がある真っ当な商取引ですから、余裕がある人はぜひ課金の検討をおすすめします。もちろん、実生活に支障が出るレベルの廃課金はやめましょう!

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