見出し画像

2020年の振り返り

2020年も気付けば後24時間もなくなったので今年を振り返ってみる。

2019年はカンファレンスに応募して話したり、副業をやったりと色々なことに挑戦した一年だったが、打って変わって2020年は何もしていない。本当に何もしなかった。怠惰の極みだったと思う。

料理にハマった

2月後半からコロナ禍になり、会社からもできる限り在宅で仕事するようになった。
外に出たくなかったし、何より暇だったのでちゃんと料理を作るようになった。

偶然YoutubeでChef Roipaさんのパスタ動画を見て、これをキッカケにパスタ料理をもの凄く作るようになった。
鉄のフライパンも買っちゃった。

Ropiaさんの動画を参考に、ペペロンチーノからカルボナーラのようなものからリゾットや鶏肉のパリパリ焼きなど、作れる料理の幅が広がった。何より、自分の料理がうまくなった。二つの意味で。

Ropiaシェフと日高シェフのコラボ動画は僕のバイブルだ。

一流シェフの調理工程が手軽に見れ、その味を再現できるようになった今の時代は凄い。
そんなRopiaさんのチャンネルはここです。

不健康になった

元々運動する方じゃなかったけど、通勤がなくなったことで歩くことすらあまりしなくなった。
そして、仕事が終わって即朝までゲーム、1日1本ペースでコカコーラやソーダを飲んだりといった生活を半年以上続けた結果

・慢性的に腰痛に苛まれるようになった
・肝臓の数値がとても悪くなった
・全体的に脂肪がついて正常値になった

僕はとても痩せている。見た目は不健康そうなのに、とても健康体というのが取り柄だった。
今は見た目通りの不健康体になってしまった。

とにかく腰痛がキツい。仕事柄座りっぱなしなので、致命的なダメージになってる。
集中できないし、何かをやろうという気力がわかない。

さすがにヤバいなと感じ、毎日以下の3点を習慣づけるようにしている。

・1時間歩く
・お風呂上がりにはストレッチ
・炭酸飲料とお酒禁止

元々運動するのは好きな方なので、特に嫌だなぁと感じることなく続けれている。

あと、10月ごろに扁桃炎に罹り、39度代の熱が1週間続いた。
PCR検査で結果が出るまで治療してもらえず、解熱剤とポカリだけ飲んでひたすら耐えた。
治療させてもらえないのが本当にキツかった。
これで咳も出てきたら、いよいよ死も覚悟せなば、と思うぐらいの地獄だった。

皆も健康には気をつけてほしい。
特に腰痛は気をつけてほしい。あらゆる気力がなくなる。仕事にもモロ影響する。

勉強会に参加しなくなった

コロナ禍になる前は、月1は勉強会に参加したり登壇したりしていたが、今年は1回もしていない。
参加者としても登壇者としても、オンラインの勉強会に楽しさを見出せないのが一番の要因だと思う。

参加者としては、家で他の人の登壇を聞いてても、イマイチ話に身が入らないし、後で見返せるからいいやとなってしまった。
そして結局、見返したものはなかったように感じる。
ご飯を作りながら、食べながら聞くのは自分にはダメっぽい。

登壇者としては、適度な緊張感の中で人前で話すのが好きな自分にとって、周りに人がいない状況で話すことはつまらないと思ってしまった。
何より勉強会やカンファレンスの醍醐味は、終わった後に参加者や他の登壇者と話したり聞いたり議論できることだと思っている。
それが無くなった、とてもしづらくなったのがキツい。

オンラインの懇親会も、結局1対1のトークになりがちで、僕も周りの参加者も話しづらそうだった。

こういうのがあり、今年は勉強会は殆ど参加することがなくなってしまった。
来年はどうにかならないかなーと思いつつも、自分が変わるしかないよなと感じている。

デザインを知人にガッツリ教えている

業界未経験の知人がデザイナーになりたくて、11月頃から教えている。
前にもなりたい人から相談を受けて、少し教えたりもしたが、今回は就職ができるまで徹底的にサポートしている。

デザイナーになりたい = デザインツールの使い方を知ればいい

というわけではないので、サービスがどのように作られているのか、そもそもウチってどういう業界なの?って所から説明している。
PMやフロントエンドエンジニアなど、実際の業務では欠かすことができない登場人物もいるので、全体をフワッと、極部をガッチリといった感じで教えている。
フロントエンドエンジニア、UIデザイン、UXデザインと幅広く携わさせてもらえている経験がここで大きく活きている。

教えてて1番壁を感じたのは、正解がないことがどういうことなのかを教えるという難しさだった。そして、僕の働く世界では「正解がない」という当たり前のことは、たぶんマイノリティだということ。

お互い釈然としないことが多く、知人に

「思う」や「〜〜と俺は考えている」っていう説明の仕方が多くて不安になる。

と言われた。
元々薬剤関係のことに携わっており、「思った」という考え方が許されない世界だった。
持病や飲み合わせなど、それこそ1つの間違いが死に繋がる職業だったこともあり、曖昧な言い方にかなり不信感を抱いていたみたいだった。
勿論、最初に正解がない世界だよとは伝えたが、僕はかなり軽く言っていたと思う。そこまで深掘りせずに話を次に進めていたが、これが甘かった。

先ほど、全体をフワッと、極部をガッチリと言ったが、未経験から入る人にはもっと前の、バックボーンを知ってそこから揉み解さないといけないだろうと思った。

時間がある時にこの話は詳しくまとめたいと思う。

チームについてよく考えるようになった

今仕事で携わっているプロジェクトが、絶賛プロダクトマーケットフィット(PMF)らへんのことをやっている。
言い忘れたが、僕は今UI・UXデザイナーをやっている。
手を動かすよりも、PMやBizDevとビジネスのことを考える時間の方が多い。
そして、デザイナーがメインで動くというより、どちらかと言えばPMがメインで動くフェーズで、デザイナーは意見添えという形が多い。

PMの考えや働き方についてよく考えることが増え、タスクマネージメントや優先順位の付け方がいかに重要かを知った。
また、価値検証の取り方やチームメンバーのタスクの見える化などコロナ禍で考え直さなくてはならないものも増えた。

小まめな共有は、顔を合わせたからこそやれていたもので、リモートで各々の作業になると途端に共有の粒度が大きくなることが増えた。
粒度が増えると、意見がとてもしづらくなる。
また、お尻ありきのものだと「今さら意見してもなぁ・・・。」となりがちだった。

考える時間が増えたからこそ、反省をよく行うようになった。
良くも悪くも、今まで見えなかったものが見えるようになり、チームの回し方についてよく考えるようになった。

1つわかったのは、チームのタスクや状況を管理するのにGoogle Apps Scriptが凄い有能だったということ。
そしてclasp + TypeScriptの開発体験は最高だった。

転職先を探すようになった

考える時間が増えたことで、自分の将来も考えるようになった。
色んな会社の人と話を聴きまくってる。
もっと自分のスキルを活かすことができる所に行きたいと思うようになり、転職先を探してます。

来年の抱負

知人をデザイナーとしてどこかの会社に転職させる、そして僕も転職する。
あと、腰の痛み治す。
ゆるーく頑張りたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?