【カンボジアニュース】日本から輸入した列車がプノンペンまで試運転、7月に運行開始予定
公共事業運輸省鉄道局によると、ロイヤル鉄道が日本から輸入しシアヌークビル港で改修工事を行なっていたキハ183系の試運転を、本日8日に南線シアヌークビルからプノンペンの区間で行いました。
本日の試運転でもかなりのスピードが出たようですが、旅客輸送においては南線(プノンペン=シアヌークビル)では最高時速を80キロに設定し、現状より大幅に高速化される模様です。
従来の車両と比較して客席環境が格段に改善されることから、隣国タイ・バンコクに繋げる企画を期待したいところですが、プノンペンからタイ国境ポイペトについては、線路状況から最高時速は30〜50キロに抑えられる模様です。現在はバッタンバンまでの定期旅客輸送を延伸し、国境のポイペトまでキハ183系を運行する事は確定しており、今後の整備が期待されるところです。
関係者によると、キハ183系による旅客輸送の開始は7月上旬を目処に調整中とのことで、日本等からの鉄道ファンの訪問による、周辺観光の活性化にも期待を寄せているようです。
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