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【カンボジアニュース】カンボジア在留邦人数は大幅に減少

2022年12月20日に外務省は、海外在留邦人数調査統計の結果を発表しました。この統計は在外公館が2022年10月1日現在で、それぞれの管轄区域内に在留する邦人数を在留届ベースで推計したものです。

2022年のカンボジア在留邦人数は、世界29位の3363人となりました。前年度は世界27位の4502人でしたので、25.3%の大幅減少です。上位50カ国中でカンボジアはロシア、パラグアイに次いで世界3番目の大幅減少となり、その理由について注目されています。

在外邦人の総数は130万8515人で、前年より3万6385人(約2.7%)の減少です。日本人のほぼ100人に1人が海外に在住しています。各国の減少幅からは、コロナウィルスの影響から脱却しつつある回復基調が窺えます。政治的にも経済的にも安定しており高度成長の最中にあるカンボジアにおいて、在留邦人数が世界的なレベルで大幅減少した原因については、様々な推測ができますが、昨年後半から一部の日本人が今までは出していた在留届を出さなくなったことが影響しているとも言われています。


過去10年間のカンボジア在留邦人統計数の経緯は以下の通りです。

2012年 1479 人
2013年 1793人
2014年 2270人
2015年 2492人
2016年 3049人
2017年 3518人
2018年 3934人
2019年 4216人
2020年 5057人
2021年 4502人
2022年 3363人

個人的な肌感覚としては、またカンボジア日本人会の会員数においても、そのような大幅な減少は感じられませんので、むしろ現実的な数字に戻ったと言えるかもしれません。

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