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【カンボジアニュース】英国海軍艦艇が半世紀ぶりに寄港


英国海軍のHMSスペイが本日シアヌークビルに寄港し、5日間滞在の予定です。

スぺイは9隻造られたリバー級哨戒艦の最終艦で、2019年6月19日に進水し、2021年6月18日に就役した新造船です。全長は90m、排水量は約2000トンで、最高速力は25ノット(約46.3km/h)。固有装備は30mm機関砲や12.7mm重機関銃と軽武装ながら、そのぶん長期航海が可能で汎用性に優れたつくりとなっており、警戒監視活動や麻薬密輸の取締り、物資輸送や対テロ作戦、特殊部隊の活動支援など様々な任務を行っています。

2022年1月には、海底火山の噴火で被害を被ったトンガへ救援を行ったほか、同年11月には日本にも寄港しています。今年の1月には北朝鮮船舶の所謂瀬取りに対する警戒監視にも従事した後のカンボジア寄港となります。

1958年以来、英国海軍艦艇がカンボジアを訪問したのはこれが初めてのことです。日本同様に、今年はイギリスとカンボジアの外交関係樹立70周年でもあり、それを記念すると共に、安全保障面での強化を目的としています。

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