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【カンボジアニュース】シアヌークビルにおけるオンライン詐欺拠点摘発とその余波

先週のシアヌークビルにおけるオンライン詐欺2拠点摘発では約500人が拘束されました。日本人が関与する拠点も複数あると言われているが、今回は含まれていません。中国政府の意向もあり、台湾人は中国本土に送還される模様です。

3月9日:旧パラダイスアイランドカジノの摘発
管理者5人(台湾4、中国1)を逮捕し、外国人167人(ベトナム109、タイ54、台湾4)を強制送還。

3月10日:サンカット3の第2村某所の摘発
カンボジア国籍が多く279人(うち女性227)を拘束。外国人28人(中国27、ミャンマー1)を強制送還。

9日の摘発
10日の摘発
オンライン詐欺拠点内部

摘発により様々な噂が飛びかい、波紋が広がる中、15日金曜日の夜11時30分頃には、K99トライアンフシティで詐欺拠点のマネージャーとされる人物が4発の銃撃を受け射殺されました。報道によると、殺人事件はK99の敷地内にあるロイヤル・ユニオン・カジノで起きた模様です。関係者によると、被害者より組織内で立場の高い人間による指示と推測されており、実行犯はタイに逃走した模様です。次はどのような波紋が見えてくるのでしょうか。

殺害現場に残された薬莢

昨年来、シアヌークビルそしてカンボジア全土での、今後のオンライン詐欺を中心とした犯罪の摘発に注目が集まっています。関連して日本人の反社会勢力の摘発も期待したいところです。


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