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【自己紹介】なぜ発展途上国に惹かれてしまったのか?

こんにちは!旅する太陽です。
一番最初の記事で軽く自己紹介をさせていただきましたが、もう一度私がなぜ発展途上国に惹かれるようになったのか、についてお話ししていこうと思います。


小さい頃から心に芽生えた「何かしたい」という気持ち

『ハゲワシと少女』1993年撮影

私が初めて発展途上国に興味を持ったきっかけは、今思えば幼い頃の出来事です。母の部屋に忍び込んで入った時にたまたま目にしたケビン・カーター氏の「ハゲワシと少女」という写真。その写真を見た時の衝撃は、今でも鮮明に覚えています。弱りきった少女のすぐそばに、少女を獲物として狙うハゲワシが写っているその写真に、私はまさか本物の写真とは思わなかったものの潜在意識の中で恐怖と悲しみを感じていたのかもしれません。

まだ字も書けなかった私が、見様見真似で初めて習字で書いた文字は「がいこくにいきたい」でした。なぜ、そんなことを書いたのか。いつそんなことを思ったのか、よくわからなかったのですが、あの写真を見た時の感情が、私の心に深く刻み込まれていたからなのかもしれません。

初めて書いた習字

世界の現実を知り、行動に…

中学生になり、英語の授業で発展途上国の子供たちの現状を知った時は、衝撃的でした。学校に行きたくても行けず、家族のために働かなけれならない子供達がたくさんいることを知ったのです。一歩外に出れば、私の知らない世界が広がっていることを改めて実感し、それまで当たり前だと思っていた自分の生活が、実はとても恵まれたものだったことに気付かされました。

そこから私は、募金や物資の寄付をするようになりました。しかし、心のどこかで「もしかしたら、これはただの自己満足なのではないか」という疑問が常にありました。私が知っているのはネットの中だけの情報です。現実はもっと厳しく、寄付だけでは根本的な解決にはつながらないのではないか、と。「自分の目で現実を確かめたい!」いつからかそう思うようになりました。

母の言葉に背中を押されて

高校生の頃、三者面談で「発展途上国へ留学できる大学へ行きたい」と先生に伝えたところ、母から予想外の言葉をかけられました。「1年弱行くなら4年間全部行ってこい」と。大学で留学出来れば、少しは現状について自分なりに知れるのではないかと私は考えていたんですが、母にとって、やりたいことがあるのに日本の大学に4年間通うのは無駄だと感じていたようです。

いつも口だけの私は、夢は大きくても勉強を積極的するタイプではありませんでした。この時点で英語は話せなかったし、発展途上国に興味はあっても行ったことはありませんでした。そんな私に、母はなぜ留学を勧めてくれたのでしょうか?

多分、やらないといけない、知らないといけない環境に行けば私の夢物語で終わらないことを母は知っていたのでしょう。母強し、ですね!

今、私が目指すもの

母の後押しもあり、私は発展途上国で暮らす子供たちのために何かしたいという思いを胸に、大学受験に挑みました。そして今、私はその夢に向かって一歩ずつ進んでいます。

発展途上国の子供達の生活が少しでも改善するためには、単に物資を届けるだけではなく、一人一人が経済的に自立できる環境を提供することが重要だと考えています。そのためには、現地の人々とともに考え、共に働き、共に成長していくことが不可欠です。

読者の皆さんへ

この文章を読んでいるみなさんの中には、私と同じように海外に興味を持っている方もいらっしゃるかもしれません。あるいは、発展途上国の人々のことをもっと知りたいと思っている方もいるかもしれません。

私自身もまだまだ未熟ですが、これから色々な経験を積んでたくさん学び、みなさんと共有したいと思っています。少しでも多くの人と世界の課題について考えていくきっかけになれれば幸いです。

今後の展望

現在は、インターンシップをしながら今の自分に何ができるのかを模索中です。
何かのきっかけになればと、プロジェクトを立ち上げたり、日本にいる子供達に発展途上国ってどんなところか、海外進学で何を得たのか、をお話しさせていただいたりしています。
日本にも、学習支援を受ける子供たちがたくさんいます。子供達の教育環境が整っていないのは発展途上国に限りません。

なので、将来的には子供たちの生活環境を少しでも整えられるような活動をしていきたいと思っています。

まとめ

幼い頃に見た一枚の写真がきっかけとなり、私は発展途上国に興味も持ち始めました。日本とは全然違い、彼らの生活にはまだまだ”ないもの”ばかりです。日本だったら簡単に手に入るものさえなかったりします。そのため彼らは、”ないなら作り出そう”という精神があります。それらも彼らの才能なのです。そんな素晴らしい発展途上国の子供達の才能を潰してしまうわけにはいきません。
周りの支えもあり、私は自分の夢に向かって一歩ずつ進むことができています。自分の人生の最終選択権は自分自身にあります。時々、自分で選択した道を進みながら正解かどうか悩むこともあります。ただ、今は自分の可能性を信じて、時には立ち止まったり、寄り道しながらも一歩ずつ進んでいく、それだけです。

それではまた〜

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