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カマドにビール移住!?

カマドブリュワリー が始まり、おかげさまで12月に2年を迎えました。
この2年で釜戸町に大きな変化が!というか、今年度に。

この人口2500人程度の町に、今年6月から移住者が増えてきています。
うちで働き始めた東京女子を初め、常連さん夫妻、
クラフト作家さん達、さらにはまた家族3人移住してくるとか。

カマドで起業をしたいという人も出てきて、
なんか、
ざわつくカマド 🔥

事の発端は、全国からうちに研修に来る研修生さんの家を探したことから。
カマドブリュワリー が2020年秋ごろから、お家を探していて、
そうしたら其処此処で空き家を発見。

2020年、2021年は醸造所をつくりビアバーをつくり
がむしゃらに、矢の如く日々がすぎていったけど
いつかなんとかしなきゃと思っていた、空き家と人口減少の問題。

それが2022年の春先になって、ふと駅前の大きな空き家が見つかった。
お客さんからも
「ビアバーがあるけど、宿泊できる所はないのか?」
という声がちらほら上がっていた。
これは最初計画にも書いていたゲストハウス 、ビアホステルを始めるチャンスか?と思って
ゲストハウスやホテルのはじめ方やデザインの本を5冊ぐらい読んだ。

その空き家との出会いで、
ビアホステルの妄想は雲のようにもこもこ膨らんだ。

1階はたまに花屋ができるカフェにしたい、ビアホステルにしたい、
朝は徒歩20分の竜吟の滝へ歩いていって最高の朝ビールを飲みたい、
近くの畑で取れた野菜で朝ごはんを提供したい、
この駅前の空き家のシャッターを開けて、ちょっとだけおしゃれなネオンをつけて複合型のビアホステルにしたい
って、本当に想像して春ぐらいは本当にそれをやろうかと思って知人に相談をした。
そんな時に相談をした1人が、名古屋大学の高野雅夫先生だった。

里山の地域再生の研究をし、
各地で空き家活用のアドバイスもしていらっしゃる心強い方。

その先生と一緒にその希望に満ちた?広すぎる空き家を見ている時に、
教えていただいた、今も心に残る一言が

1人では難しいけれど、空き家のことは
3人仲間を作れば進めていけるよ

なぜ3人?とは思ったけれど、直感的にこの言葉を信じようと思った。
そして3人仲間を、いえ、空き家に興味がある方を、と思い
2022年4月に立ち上がったのが
釜戸空き家活用・移住推進チーム。

カマドブリュワリー には、移住希望者や興味がある方から連絡が入る。
チームでは町の空き家情報、物件情報を拾い集める。

その両輪により、今年度のカマドはとても楽しい!移住してきてくれる方、
移住希望者が出てきて活力になっている。
なんだか多いのは、陶芸関連やクラフト関連の方。

今、駅前には空き家が多いので、そこ全部クラフト関係になったら
クラフトタウン・カマドになって面白いかも✨と次の妄想がもこもこ

2023年3月11日には、釜戸駅で初の「ビール&フードフェス」が行われ、
そこで釜戸移住チームも空き家を活用したブースを出します。

空き家は地域資源!
家賃が安くて広い家で、
クラフトビール があって自然が近いカマドで、
自分なりの豊かさ、幸せの追求をしてみるのもいいかもですね。

クラフトタウンカマド、
そしてほっこりカマドで、それぞれの形で幸せになっていきましょ🍺
2023年の目標はそれです。

私はブリュワリーから、できることでそれを形にしていくのみ!
今年もカマフェス、移住ツアー、竜吟の滝ウォーク、器とビールの会、
駅前マルシェ、そしてピザ窯づくりなどで
美味しく楽しくほっこりなカマドにしていきます。

本年もよろしくお願いします。

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