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日本の教育はコスパがいい!〜残業代ゼロの実態と世界最低水準の公的支出〜Part2前編

「コスパがいい」が本当に褒め言葉なのか?
Part2では「残業代」について見ていきなが、
考えていきましょう。

世間一般の多くの人が知らない教員の事実、

「残業代がゼロ」

規定の勤務時間は8時半〜17時まで(一部例外もあり)となっております。

自分の幼少期を思い出して、

おや!?

と思うことはありませんか??

そうです。それが真実なのです。


2 残業代はゼロ!?サービスで成り立つ教育の実態

まずはこのデータを見てください。

これを見ると日本の教育は「過労死ライン」ギリギリ、もしくはそのラインを超えて働いています。

朝8時半から勤務開始、夕方17時に勤務終了。
1日8時間45分(休憩45分)の週5日勤務で、
週45時間弱。これが基本です。

しかし、上のデータを見ると45時間をはるかに上回っています。

上回った分の時間が要するに「勤務時間外」の労働にあたります。

例えば、週60時間働いた教員はおよそ15時間の時間外労働をしていることになります。

次にこのデータを見てください。

20代の1ヶ月あたりの残業代を見ても、1位のメディアで1時間あたり約1500円。9位の医療・医薬で1時間あたり約1100円、平均で1時間あたり約1000円の残業代が支給されています。

先程の60時間働いた教員をこれに当てはめると、平均でも1万5000円の残業代はもらっていてもいいばすです。

しかし、何度も言うように

「教員はゼロ」です。

そう聞くと普通の人だったら、

「じゃあ、定時で退勤すればいいんじゃないの?」

と言うと思います。

次は「何故、残業するのか」

についてお話ししましょう。

(Part2後編に続く)

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