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【息ぬき音楽エッセイvol.11】Rudy Valléeと音の検索 by 村松社長

みなさまこんにちは。カロワークスの村松社長です。
春分の日を過ぎ、季節は順調に春へ突入していくわけですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
社長はと言いますと、ここ最近いろいろあって疲れちゃったんで、しばし現実逃避しております。たまには逃避も大切ですよね。

現実逃避の一つとして、とある俳優さんをいま猛烈に推しております。
キャリアのある方ですし、これまで何本か出演映画を観てきたにも関わらず、最近突然「推し」に昇格しました。
おうち時間に推しの出演作をまとめて観ているのですが、先日観た映画の中で久しぶりに「なにこれ、良い」という曲を見つけました。
(映画の中でかなり重要な局面で使われているので、観たことがある方には一瞬で推しがバレてしまう…)

Penny & The Quarters「You And Me」

映画のタイトルで検索しても曲名にたどり着けると思いますが、こういう時に便利なのが音楽検索アプリ
社長は主に「Shazam」と「SoundHound」を使っております。

いや〜、便利な世の中になりました。映画でもテレビでもお店でも、気になる曲にスマホを向ければ曲名とアーティストがわかるなんて。
しかもShazamは2018年にAppleが買収したことにより、探し当てた曲をそのままApple Musicで聴くことができるという機能付き。

社長はiOSなのでまだ使えませんが、Googleにはうろ覚えの曲を検索できる「鼻歌検索(Hum to Search)」というサービスもあるそうですね。
音楽を検索するという技術はどこまで進むのでしょうか。

映画の中の音楽というと、社長には思い出深い一曲があります。
作品は1991年の映画『マイ・プライベート・アイダホ』(ガス・ヴァン・サント監督)。エンディングでThe Poguesの曲の後に流れる曲がありまして、それがもう、素晴らしくいい曲だったんですよ。
当時はインターネット普及前で、もちろん「映画タイトルで検索」もできません。エンドクレジットの最後に使用曲が出るのですが、曲が多すぎてどれがどれだかわからない!

仕方がないので聴き取れる歌詞をメモ&メロディーを記憶して、その後はたまに口ずさんで偲んでおりました。

それから約10年後ふと思い出して検索、ついに曲名がわかったときは本当に感動しました。例えるなら、電車で見かけてずっと好きだった人の名前がわかった時みたいな感じ(違うか)。

Rudy Vallée「Deep Night」

当時、今のようにスマホと音楽検索アプリがあったら、即座に検索して毎日聴いていたと思います。でも一方で、10年間詳細もわからず恋焦がれていた時間があったからこそ、この曲は社長の人生の中で大切な一曲になりました。

現実逃避感が随所にあふれてしまった気がいたしますが、逃避はほどほどにして新しい春を健康に迎えましょうね。それではまた次回!


*ちなみに、社長が人生で最初に曲名を知りたいと思ったのは、幼少期CMで使われていたこの曲。これはご本人がCMに出演していたのですぐに判明しました。笑




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