【解離性同一性障害と愛着障害とトラウマについて】

【歌音】
暫くぶりです。
色々大変な事があったり、そもそも解離でパスワードを忘れてしまったりして、全然更新が出来ていませんでした。
これから出来るだけ毎日投稿していきたいと思っています。

さて。復帰早々の割には割と重たいネタじゃない?と思われそうですが、
今日のテーマは、解離性同一性障害と愛着障害とトラウマについて、です。
何故、このテーマにしたかというと、実は、本当につい最近、私が愛着障害である、という事にやっと気づいたからです。
家では普通だったと思うけど、私の場合、幼少期から、外での生活が、相当悲惨なもので、下手したら命に関わる状態だったため、当然の結果として、
常に人の目を気にして人の発言に振り回され、そのたびに一喜一憂して、怯えて過ごしている状態でした。
でも、これは今思えばもう昔からそうだったな、と思うけど、必死で生きている当初は、自分の人生が愛着障害や、それに基づく思考に支配されて、生きていた、という事には気づけていませんでした。
そして、更に私の場合、幼少期の過酷な環境を生き残るために、4さいの頃から解離性同一性障害の中の交代人格として20年以上生きていますが、解離性同一性障害と、愛着障害が一緒になった場合、その生きづらさは更に顕著になりました。そしてさらに私の場合は、発達障害の特性も加わった為に、今、愛着障害は複雑に他の障害や病気と絡まりあって、私の日常生活や任下関係に多大なる影響を与えています。
実は、私は、去年の終わりごろから家出をして、今年になって帰ってきたのですが、その家出の原因となったのも、ある意味、愛着障害があるからだと、気づいてしまったのです。
私は少し特殊な人格で、表では大人として接して、裏に帰ると、4歳児になる、等、精神的年齢が可変する為、まだましですが、人格の中には、幼少期に子供らしくあれなかったために、子供の頃の自分らしさを忘れない為、という役割をもって生まれた子供人格の子たちもたくさんいます。
でも、その子たちは、既に体は大人になってしまっているので、当然、解離性同一性障害や、中の人格たちの事を正しく理解してくれている恋人でもいない限り、甘えたりする事は容易ではありません。でも、子供たちは甘える事が役割。そして、その子達は原則裏での精神的年齢は成長する事がないので、ずっと、表の実年齢との矛盾を抱えて生きていく事になってしまいます。しかも、正しい愛情を知らないままなので、とても思考パターンが二極化してしまい、甘えさせてくれる人、気持ちを聞いて理解してくれる人が、良い人、そうでない人は悪い人、みたいな極端に言えばそういう判断になってしまう為、表向きで優しくしてくれるネットの人が安全かどうかの判断がなかなかできません。その結果、優しくしてくれた人をすぐに信頼し、うまくいかずに、捨てられた、という結果になって、更に自信を失う結果になってしまい、傷ついてしまう。
さらに、愛着障害を抱えていると、よくありがちなのが、少し言葉を間違えたかな、というだけで、【捨てられてしまう】と不安になってしまう事です。
本来なら、【捨てる】【捨てられない】という言葉は使ってはいけない言葉です。今まで私の周りには、この言葉を平然と使う人が多かったので、不安になった時にその不安を確認する為の言葉をそれしか知らなかったけれど、この言葉は、絶対に使ってはいけない、その事をようやくつい最近教えてもらって知りました。
私は、この捨てられるのではないか、という不安に、
【捨て猫心理】
と名付けています
※正式な心理用語ではありません。あくまでも私が考えた造語です。
【捨て猫心理】とは、
誰かに優しくされた時、拾ってくれた、助けてくれた、という嬉しさや安心感と同時に、それが優しくされればされるだけ、愛情を与えられれば与えられるだけ、嬉しさの反面、その人に捨てられる不安がものすごく強くなる現象を説明する為に私が考えた造語なのですが、まさにこの捨て猫心理の思考パターンがあるが為に、私は何度人間関係、そして距離感を間違え、何度失敗し、傷ついて、危険な目にあってきたかわかりません。

やっと私は、今、愛着障害が自分の人生に及ぼしてきた、そして今後治るまでの間、及ぼしていくであろう影響力の強さに気づけた段階なので、今後、少しずつ書籍を読んで調べたり、値段が安い通える範囲での、カウンセリングやセラピー等があるのかを調べていくつもりですが、まずは、今回、解離性同一性障害含め精神疾患と、愛着障害、そしてトラウマが複雑に絡み合った場合の、現状をまず第一弾として、記してみました。
対応策は、私もまだ模索中です。もし、愛着障害をお持ちの方で、自分は、こういう本を読んだよ、とか、こういう事をしたよ、とか、何か対策をお持ちの方は、是非コメント等で教えて頂きたいです。

一緒に考えていきたいという人や、初見さん等も、大歓迎ですので、
支援員さん、当事者さんに関わらず、たくさんの方と語り合って、同じような現状を抱えた方が少しでも生きやすくなるためにはどうしたらいいか、自分を含め、つらい経験をたくさんしてきた末に、壊れてしまった人達が、どうやって幸せに生きていけるのか、考えていきたいです。

長くなってしまいましたが、今日はこの辺で。

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