お酒とカフェ短歌
夏の終わり一人でジンを飲み干した、ドクロの指輪も悲しく笑う
夏空の空の青さを二度見してピニャコラーダを日没まで飲む
夏の終わり一人ビールを飲んでいる世界の平和を五山に願い
くしゃみしてお尻の位置が入れ替わる甘酒飲んで元に戻そう
ゲームオーバー飛び越えられず夏も終わり、カンパリの瓶が空いただけ
夏空の空の青さに目眩しピニャコラーダで喉をうるおし
カルーアの甘い香り夜の酒場を給料前にパトロール
珈琲とインドカレーが好きな子の苦みや酸味はタージマハルに
愚か者、夢から覚めぬそんな日は朝からビールを飲めばいい
向日葵が咲く夏、レモンサワー飲みながら君のおっぱい揺れている
ノンアルで感じる僕のイメージはファンタレモンの炭酸二倍
バンマスのリズムが少し悪いのは昨夜のジンを飲みすぎたせい
まん防のよる家から抜け出して缶ビールの自販機はしごみち
夏空の空の青さに目眩し三ツ矢サイダーで喉をうるおす
梅雨空の雲の隙間をジャンプした、アイスコーヒーぬるくなっただけ
はつなつにクリームソーダ飲みながらカフェで心の洗濯をする
愛なんだそうだ僕らは愛なんだラッパ飲みして奏でる呪文
初夏の頃ピニャコラーダを飲みながら魂ってやつ洗濯をする
タピオカとカエルの卵混ざっててグレイな香りもうどうしよう
たい焼きを腹から食べると迷信で婚期が遅れコーラを吹き出す
アメリカン薄いコーヒー飲まされてエスプレッソが飲みたいんです
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