食べ物の短歌 お酒とカフェと
鬼たちが暴れ出したら止まらない太巻き食べて機嫌なおして
道頓堀を歩きながらタコ焼きのこと考えてるキミが好き
最近は焼き上がるのが遅いので王将行って餃子食べない
夏前に別れた君と思い出すペヤングすする人生もある
イメージで日々ハンバーグ食べている胃袋だって夢が見たいよ
あん肝のキモの部分が食べられずフグの白子も便所で吐いた
油ひき揚げた串カツ食べていた料理は愛で鼻には水を
食べ過ぎた原因は多分フルグラが美味し過ぎたのと中二病だ
粉雪が降り積もる町にいたザッハトルテと君を抱きしめて
福はうち鬼と食べたりラーメンはネギが多めの暖かい味
夕焼けに爆弾おにぎり食べながら社長になったら蟹しゃぶ食べたい
松茸の焦げる匂いを嗅いでたら納豆ご飯食べたくなって
霧雨の降る夜に家を飛び出した彼女がくれた豚まんの味
お抹茶の甘い香りに包まれて土曜の朝からテリーヌを焼く
焼き飯を天より高く撒き散らす玄人のコツ伝授されずに
ランチのみコーヒーだけの古喫茶昭和レトロな煙草のにおい
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