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接骨院経営においての他院との差別化

 似たり寄ったりの接骨院が乱立する現在、他院との差別化は非常に重要なポイントとなります。
また接骨院のみならず、どんな商売でも他店舗との差別化は、一線を画す集客が期待できるかと思います。

 今回は、コンサルティングや集客セミナーなどで高い金額を払って指導を受ける「USP(ユニーク セールス ポイント)」についてちょっと書いてみます。

「USP(ユニーク セールス ポイント)」とは…
・ユニーク(unique)
[形動] 他に類を見ないさま。 独特なさま。
・セールスポイント 
商品販売に際し、特に客に強調できるような商品特長

あなたの接骨院(店舗)でしか提供できない、他にはない「ウリ」があること。その「ウリ」そのものです。

例えば、他院が簡単にまねできるようなものでは「ウリ」とは言えません。
下積み時代から心血を注いで温めてきた、あなたの考えを反映した理想の接骨院がありますよね。
「こんなサービスは自分しかできない!」
「こんなこと他ではやらないだろう!」
とワクワクしたことでしょう。
正にそれ。
それこそが「他院との差別化」につながる最重要ポイントです。

 今でも多く見られる光景ですが、差別化を図り「箔をつける」為に地域のスポーツクラブ・スポーツ強豪校へボランティアでトレーナー活動などを積極的に行う柔道整復師が多いですね。
 また、自身の経営する接骨院にトレーニング機器を設置したり、高価な治療機器やエコーなどの診断機器を導入することも差別化に関しては有効な手段であると思います。

 私自身が特に重視しているのは、やはり自分自身の身に着けてきた技術であったり知識です。これらは特別なことでないように見えて実はとても特別です。
トレーナー活動をしたとして、際立った技術がなければそれ以上のチャンスはありませんし、高価な機器を買いそろえる必要もありません。
それ以上に患者様に与えるインパクトは多大で、新たなビジネスチャンスも引き寄せることでしょう。

 ここで大事なことは、何か一つだけでも良いので、自分のテーマをもって施術にあたり、治せなかった症状の患者様をどうにか良くしようといろいろな文献を読み研究していくことです。
時には目新しい技術の勉強会・研修会に参加することもその一助となるかもしれません。
それを地道に続けていくことによって、以前の自分には治せなかった患者様も、さらっと治せるようになったり、少しでも改善させることが出来れば、気付いた時にはあなたの院の最強の「ウリ」になっている…と私は確信しています。
結局、患者様を呼ぶのは患者様です。
行って良かった接骨院は家族や友人・知人に行って欲しいものです。
行って良かった接骨院というのは、一生懸命自分の体のことを考えて治療にあたってくれる先生のいるところなのです。

それって誰にも真似出来ない、
一番の差別化ではないでしょうか!!

恐々謹言



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