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【エコツアー】海や自然に興味がある人必見!Our Voyage Ishigaki ツアーについて①

石垣島で行われた『Our Voyage Ishigaki -海と森を巡り、人と自然の共生を考える3日間』というツアーに参加しました~!
2泊3日で内容は盛り沢山!!このツアーを通して海や森、自然と私たち人間との繋がりを感じ、改めて考えたことを記そうと思います♪


1日目:石垣の塩

「月」とつながる石垣島

まずは『石垣の塩』という塩作りを行っている場所へ
そこで実際に塩作りを始めたトクさんから様々なお話を聞くことができました。

「石垣島」は八重山諸島の一つの島、またの名を「月の島」と呼び、昔から祭りや歌詞の中でも「月」を登場させ、月を大切にしているそうです。
そして今回は満月の時にしか現れない岩も見せていただくことができました~!
時計も何もない時代にこの岩と目先に広がる山を結び、様々なことを読み解いていたとのこと。今でも祈りに来られる方がいるみたい!

額を岩につけてお祈り
額から感じ取ろうとしたけども…
昔の人はもっと五感の感覚が繊細だったのだろうなぁ~

今は何でも便利になってしまっているので自然との繋がりが薄まっているように感じるけど、昔の人は自然の恩恵を受けて自然とともに生きていたことを感じ、心がジーンとなりました。
ある人からしたらただの岩かもしれないけど昔から受け継がれている伝統のような厳かな気持ちも受け取ることができました。

石垣の海水で塩作り


塩作りは海水を汲み、ろ過して窯で煮立たせるシンプルな方法
ろ過を行うことが大切で、逆に昔ながらの方法でそのまま海水を入れて塩にしている方が様々なものが入っているみたい…

「塩の旬はいつですか?」と聞くと
「ここの塩は海水からできているので、春夏秋冬はもちろん月の満ち欠けでも味が変わります」とおっしゃっていました。自然の中で作っているからこそ、味の変化も楽しめる。むしろ、味が統一されている方が何か変な感じ?

いつも同じ味・同じ成分だから安心である一方、その分何か人工的に施されているんだなあ

海も場所によって陸からの水が混ざっているところと
海水とで塩分濃度が違っていて面白い
たくさん味見して口がしょっぱくなった
ろ過して
ひたすら仰いで蒸発させる(ここが大変!)
塩の完成

完成した塩も一人ひとり味や形が異なるから不思議。
みんなで味見しながらワイワイ
その塩は石垣島のおまもりに変えて持ち帰りました。

塩からはじまるお話

一番面白かったことはを切り口にしたお話でした~!!

塩はもちろん海水に含まれているけれど、その塩が混じった水というのは、私たちの身体にも必要不可欠なもので、まさに私達は海を身体に持ち合わせていると。海を見て癒されたり、浄化されたりするのも故郷に帰るようなそんな感覚があるのかもしれない…

海も空から雨が降り、雨を吸収した山が栄養を含ませ、川を流れ、海にたどりつき、様々な海藻や魚たちを豊かにする。
海が一つの世界であるように、私達も一人ひとり世界をもっている。
そしてそれは自然と繋がっている。
改めて自然や命の尊さを感じました。

海水の成分と私達の身体は似ている…
こんな自然の中で生まれるお塩が美味しいこと間違いなし!!

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