熊野こま男

ペーパードライバー講習、企業研修、講演、教習車のレンタル等を行なっているスクールの校長、熊野こま男と申します! 教習指導員免許取得女性指導員が講演、指導を行なっております。 普段気にしてない運転のイロハ、理由を知ればやりたくなる事故防止のヒントをお伝えしています。

熊野こま男

ペーパードライバー講習、企業研修、講演、教習車のレンタル等を行なっているスクールの校長、熊野こま男と申します! 教習指導員免許取得女性指導員が講演、指導を行なっております。 普段気にしてない運転のイロハ、理由を知ればやりたくなる事故防止のヒントをお伝えしています。

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あなたにとって車とは…

皆さんにとって車とは何ですか? 楽して遠くまで行ける乗り物 でしょうか? 買い物・通勤の足  でしょうか? 動く自分だけの部屋  でしょうか? 趣味の道具  でしょうか? 違います!! 車は指1本で多くの人を殺す事ができる兵器です。 その兵器を安全に動かす方法を学び練習をする所が自動車学校です。 毎日にように事故のニュースが流れます。 建物に突っ込んだ運転者が 「アクセルとブレーキを踏み間違えた」 と話しています。 そんな事を簡単に口にして良いのでしょうか?

    • 昭和の運転

      最近昭和ブームが訪れ、ドラマでも昭和が取り上げられています。 昭和は64年の途中で終わりましたが、その年の世帯あたりの車の保有台数は、3世帯に1台程度でした。 今や1世帯に3台…  1人1台の時代です。 運転で昭和を振り返ると… 1980年台から急速に普及したAT車、普及前はMT車が主流でした。AT車では自動で変わるギアをガチャガチャと自分で入れ替えるMT車… ギアを変えるためには、クラッチというペダルを踏まなければ出来なかったので、運転には両手両足が必要でした。

      • 悪天候は事故多発

        悪天候(雨、霧、雪など)の日は、事故が多く発生します。 晴れの日と比べると、約4倍にもなります。 なぜそんなも事故が起こるのでしょう… 一番の原因は見たフリです! 雨が降ると、ガラスやサイドミラーに水滴が付き、視界が悪くなります。 そして前に進むため、見えない前を真剣に見ようとするがために、前方のみを直視してしまい、それ以外の場所は、確認がおろそかになるのです。 進路変更する時や右左折時、ミラーを見ても水滴で歪んで見えない。 ガラスには油膜が付いていて、水切れも悪く、見

        • その飾り必要ですか?

          可愛い車に乗りたい、カッコいい車に乗りたい、誰もが思う事だと思います。 ルームミラーに飾りを下げる、ダッシュボードに物を置く… それ安全の妨げになってしまいます! このような飾りが一般に売り出されています。売っているのだから合法なのでしょう… しかしブラブラする飾りで、歩行者や自転車が隠れて見にくくなります。 これでは前が見えません。 車の前方には約4mの死角(見えない場所)があります。 ぬいぐるみ等を飾る事により、死角の距離を広げてしまいます。 サイドミラーの

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        あなたにとって車とは…

          黄色信号は誰のもの?

          みなさんは信号の意味を本当にわかっていますか? 道路交通法では… 【赤色の灯火】 歩行者は横断してはいけない 車は停止位置を越えて進んではいけない 交差点において既に左折している車両等は、左折方向の信号が赤でも、そのまま進むことができる 交差点において既に右折している車は、右折方向の信号が赤でも、そのまま進むことができる(青色の灯火に従って進んでくる車の進行妨害をしてはいけない) 【青色の灯火】 車は黄色の灯火又は赤色の灯火の信号にかかわらず、矢印の方向に進行す

          黄色信号は誰のもの?

          運転に必要な聴覚

          耳から入る情報は10%以上です 目からの情報も加えると、90%以上が目耳から得ています 前回目の話をしましたが、今回は耳も大事だ!というお話を致します 最近の若い方は常にイヤホンをしています 歩く時も自転車に乗る時もベッドの中でも… それにより難聴になる人も増えています イヤホン難聴という病名も出来る程です 昔は車のスピーカーから爆音で音楽をかけながら走る車が多くいました 最近では「安全運転義務違反」となり、罰金や懲役が科せられる事が広く認知された事で大分減りま

          運転に必要な聴覚

          早めのライト点灯

          「夕暮れは早めのライト点灯」 日暮れが早くなる時期によく聞きます なぜライトを点灯して欲しいのか… 年と共に目が暗さに慣れるのに時間がかかるようになる(よく言う鳥目というやつ) なので明るければより早く見つけやすくなる という理由があります 雨や雪の日にもライトを点けて走るのも同じ理由 悪天候の時は視界が悪く、皆さん見たフリをして車線変更をしたり曲がります だ・か・ら 悪天候の時は事故が多く起きるのです!! ライトを点けるは自分が見やすくするためばかりではなく

          早めのライト点灯

          運転に必要な視覚

          人間は、情報の約80%を目から得ている 年齢はいろいろな所に出てくる 目の場合… 目が悪くなる 老眼になる 明暗に慣れるのに時間がかかる 視野が狭くなる 動体視力が落ちる かすむ など… それに伴い情報を取る量が少なくなったり、欲しい情報を全て得るのに時間がかかったり 県外等に行った時、運転しずらかったり、とても疲れたりする事は無いだろうか? よく「走り慣れていないからだ!」と言う人がいますが、走り慣れてるという事は、道の走り方を覚えているので、標識や信号を詳しく

          運転に必要な視覚

          服の色

          この冬は暖冬と言われてるが、寒い日も多い 暖かい服装で出かける… 出来れば出たく無い!という日もあるが… そこでいつも気になっているのが、ジャンパーやコート等の色だ! 服屋に買い物に行くと「黒」「茶」「紺」ばかり 確かに濃い色の方が何にも合わせやすい 暖かみも感じるのかもしれない… そして高齢者ゾーンに行くと、敵面に色がなくなる… 年を取ると 「着る物はなんでもいい」 「汚れが目立たない方がいい」 「派手なのは年寄りっぽくない」 「自分に似合う色がわからない」 など

          高齢者ドライバー

          高齢者の事故が増えている! 近年、突然事故が増えたみたいに報道されているが、団塊の世代が高齢者になったため高齢人口が増え、必然的にその年代の方の事故が、高齢者ドライバーの事故としてカウントされるようになっただけなのだ 運転せざるを得ない生活の事情がある 食品、生活用品を売る店は郊外に店舗を構え、定期的に行かなければいけない医者も、近くにはない タクシーは高い! バスは乗降が大変で、尚且つ目的地からバス停までが遠い! そうなるとやはり車に乗って行くしかない! とい

          高齢者ドライバー

          運転に使う感覚

          運転は五感のうち四感を使います 見る → 情報を見取る     標識・表示・信号等 聞く → 危険を収集する     緊急車両のサイレン・クラクション     車の故障等の異音 嗅ぐ →異常を嗅ぎ取る     車の故障等の異臭・火事等の危険   触る →操作をする     ハンドル・ギア・ウインカー・ペダ          ル等の運転操作 どれも安全に運転するために必要です! さすがに味覚は使いませんがね〜🤣 でも… 見る →スマホやカーナビ、テレビ等を見る 

          運転に使う感覚

          停止線

          赤信号で止まっていて、まだ青にならないのにジリジリ前に出る車がいます 理由として… ① 足の力が弱く、ペダルを踏み続けられない ② 青になったらすぐ発進したいので、ウズウズしている ③ 何も気にしていない いずれにせよ違反です! 青になり安全を確認してからじゃなければ、停止線を越えられないのです 追突事故や、渡り残りの歩行者、自転車と接種する事故につながります! 停止線直前でしっかり止まり、青信号を確認、安全を確認してから足を離しましょう😊 停止線は横断歩道

          ウインカーが先かブレーキが先か

          たまごが先かニワトリが先かでは無いが、ウインカーが先かブレーキが先か… ウインカーが出てからブレーキランプがつけば、後ろの人は 止まるかも! 曲がるかも! と、その車のその後の行動を推測することが出来る しかしブレーキが先だと 止まるの? 何? と、混乱させてしまう…… 速度が出ている時は、ブレーキで速度を落とすことが優先なので、ブレーキが先になるだろうが ・右左折する時は、出来る限り右 や 左に寄る ・進路を変える3秒前にどっちに行くかを  知らせる

          ウインカーが先かブレーキが先か

          愛のかたち

          子供を抱いて運転している人を見かけます。 子供をチャイルドシートに乗せて!と平成12年4月に義務化された後は大分減りましたが、まだ子供に運転気分を味わせたいのか、膝の上に座らせて運転しているお父さん、抱っこ紐で抱っこやおんぶをして運転しているお母さんがいます。 最近は、ペットを抱っこしたり、車内を自由に動き回らせたりしている車を多く見かけます。 事故が起きた時、運転者はシートベルトをしていて助かりますが、子供やペットは運転者とハンドルの間に挟まれたり、車外に飛び出したり

          ウインカー

          ウインカーを出す出さない問題… 運転が移動手段、趣味、自分事の人はウインカーを出す意味がわからない。 だって出さなくても曲がれるから… 必要性を感じない… ではウインカーは何のためにあるのか ウインカーは自分のために出す のではなく、 人のために出すものなのです。 ウインカーを出さなければ、自転車と同じ。 自転車はどっちに行くかわからない。 だから急に曲がった!とか急に出て来た!とドキドキしてしまう。 危ない自転車だな💢 と腹立たしく思ったことはないでしょうか?

          愛車に興味を持って

          皆さんは車に興味がありますか? ただ走れば良い… 女だからわからなくて当たり前… なんて思っていませんか? ただ走るだけではなく、どんな装備があるのかも認知して下さい。 全て安全に走るために必要な装備です! ライトやウインカー、ブレーキランプの球が切れたまま平気で走っている車をよく見かけます。 球切れは安全を左右する緊急事態です。 ウインカーの球が切れると、他の運転者は、あなたの車がどっちに行くか判断出来ません。 ライトが切れると、前からバイクが来たのか?と勘違いさ

          愛車に興味を持って