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【人間関係】生理の話から情報量と自己開示の話へ

今回は「女性の生理の話」から「誤解の解消の仕方」まで考えた話をしたいと思います。

私の生理の話

私はあまり生理に悩まされたことがなく、毎月定期的に来て、そして痛みに悩まされたことがありません。

ただ小さな症状は有って、月経の前のPMS期に集中力を欠いたり焦りを感じたり、手の震えを感じたり、普段とは違うなという感覚があります。

そして生理が始まって1日目、2日目はだるく、腰に鈍痛があると言うレベルです。

寝込んでしまうと言うような症状はありません。

会社では生理休暇も取得できるんですが、タイミングによってはあまり休んでいられない日もあります。
さらに寝込むほどか?というとそこまででもない位のレベルです。

症状緩和

できれば、この症状を改善する方向に持っていけないかなぁ?と考えていたら、中医学で気虚と血虚と言う体質判断が出たので、まずは血を増やしてし気と血を巡らすと言うことをやっていこうと思います。

こちらで生理の症状と、眠れないとか肌がかゆいとかそういったところが改善していくといいなと期待しています。

今の環境

次は周りの人の話をしていきたいと思います。
職場の生理休暇は法律として取得を認められていますし、会社でも用意されています。

生理休暇で一つ実例をもとにお話をしていきたいと思うんですが、まず前提として、私の職場をご紹介していこうと思います。

私の職場は男女比率が女性15%と低い職場になります。

今、労働者が不足しているとか女性を活躍させようとかで女性の割合がだんだん増えてきました。

それに伴い女性が生理休暇を取ることも増えてきていました。

そして私は今、健康関連の担当をしています。

周りの人の症状

最近問い合わせがあったのが、職場のリーダー格の40代男性から、20代の女性従業員がひと月に2回生理休暇をとっているが、これは正当な取り方なのか?という確認が参りました。

取得日を確認すると生理休暇をの間隔がその時は20日間隔でした。短いけどあり得ます。
また、その二日間の合計が8時間未満で会社のルールでも問題のない取得の仕方である、とお伝えしました。

女性だったらこれは短いし生理としてはこの方はしんどくて大変なんだなぁというのがすぐにわかります。
でも、男性としては1ヵ月に一回しか来ないんじゃないの?と言う正常周期の情報のみでの判断と生理休暇と言う権利を利用して休みたいだけなんじゃないの?と言うような裏の考えも少し感じてしまいました。

生理のタブー感

男性ばかりの職場だと女性の多様性を想像するのは難しいと思います。
生理の話らタブー感が職場全体にあるんですが、本人は苦しんでいるのに、周りはズルしをしているのではないかと言う、とてつもないギャップが生まれています。
それを垣間見てしまって、とても悲しくて残念な思いになっています。

この生理のタブーについては、情報として知ってもらう必要があるだろうなと思っています。

女性の中でも生理の話を男性とするのが嫌だと言う方もいらっしゃいますし、情報として知識として大々的に発すると言うのは難しいなと言うふうに感じています。

そしてさらに嫌なのが、男性社員が誤解したままそれを周りに伝えて、さらに周りにいる人が誤解をするというところを避けたいところです。

この辺も変に噂が広がらないように、注意しながら扱っていきたいと思っています。

生理休暇の取得

生理休暇は権利です。
実際に取得する人は生理周期が乱れていて苦しんでいる人なので、適切に理解をされて利用が広がることを願います。

冒頭でも触れた通り、私自身は生理休暇を取らなくても済んでいるので、男性から変に頑張っている人と見られているのだろうか?と思ったりもします。
私にはデメリットは無いのですが、生理休暇を取る人に取っては比較対象として、ややこしい存在でもあるな、と感じています。

マイノリティーへの理解

女性が職場に増えるにつれて、マイノリティーの理解のフェーズに来ているなと感じています。しばらくはこういう誤解のようなことが起きて、巻き込まれると予感しています。

またこの生理休暇のやりとりを介して、双方の情報量の差や自己開示の量で、すれ違いや誤解が生じるものだな、と気づきを得ました。

すれ違いが起きたら、情報量の確認と自己開示に努めようと思います。

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