【人間関係】卵を渡すか鳥の飼い方を教えるかで悩む
目的達成と人間関係
卵を渡すか鳥の飼い方を教えるか、そこに人間関係が加わると難しい、と悩んでしまいました。
最近、二つのことに遭遇しました。
一つ目は外から見て、二つ目は我が事です。
違和感…まずは一つ目
60代の同僚の方が取引先さまとのやり取りで、目的を完了させるのに時間がかかっていました。
目的は、先方に3つ中で1つ選んでもらうと言うことでした。
時間がかかった原因は、同僚が先方に出した依頼内容が丁寧な日本語遣いで恭しく書いてしまっていたために、大事なことがぼやけて、先方が理解できなかったところでした。
どこを困っているか確認して、そこを困り事を取るようすれば良い話ですし、今回の場合は、先方に「端的に言うと3つの中から1つを選んで欲しい」と伝えれば早い話でした。
でも、同僚が何に困っているかと言うことを確認せず回答をくれと催促をしていて、「これはいよいよ進まないな」といったところでした。
結局、第三者が中に入って説明をして話が進みました。
同僚は今回の目的がどこなのか理解できていたのかなあ?と
でも同僚、賢いのにこんなところでつまづくのかなぁ?、と
引っかかっていたんですが、うまくいかない理由が他にもあったことに気づけました。
私もやらかした…二つ目
と、いうのも実は私も同じような失敗をしてしまいました。
社内の課題で、推進を私ではなく歳上の方に依頼することがありました。
その方が課題解決を望んでいたので、考えてもらおう、という成り行きです。頭の体操にもなりますし。
この課題は、私からしたら、課題構造も見えていて2時間位で企画書が書けそうな見込みなので、サポート無しで放っておいてしまいました。
そうしたところ、あまりにも課題が進まないので状況を確認したら、その方、そもそもの知識があまりなく、課題推進が苦手だということが発覚しました。
今回の課題に似たことで事務局をやられていたので、知識もあり推進も得意だと勘違いをしていました。
その時に上司からはあなたがやれば早かったのになんでやらなかったのと事態の収拾が遅くなったことを咎められました。
結果的に、相手には無理難題を押し付けてきた人と思われてしまいまして、私は不本意ながら悪い印象を持たれてしまいました。
相手の強みやスキルを想像する
私も先に出した取引先と上手くやれなかった同僚も、相手のレベルを認識せず、自分と同レベルだと思い込んで話を進めて失敗させてしまいました。
相手の知識量や推進方法や課題認識というのは早い段階で把握した上で、目的を短期間で達成するためにはどうしたらいいか?ということを考えねばならんなと強く思いました。
今回の事は自分がスペックが高いとかそういう話をしたいのではなくて、目的の完了を遅らせた痛い失敗になりました。
人間関係で言えば無理難題をふっかけるとかサポートをしないことで、自分が気づかなくても悪い印象を持たれてしまうことがあるんだなと痛感する経験になりました。
そして、相手は歳上や経験豊富なように見えても、その人の苦手な部分であれば自分の方が上である時もあるという気づきを得ました。
人間関係の難しさ
特に人間関係はダメージがきました。
自分は意地悪をする気などさらさらないんですが、誤解されて辛かったです。
コミュニュケーションを怠らずに、その人へサポートができる事があれば助言なり、物事を動かすなりアシストすることが今後の人間関係をスムーズにするのだなと言うことを感じた出来事でした。
特に私は常に成長したいとか、頭の体操が好きとかが価値観にあるので、人に押し付けがちで気をつけようと思いました。
鳥の飼い方を教えるのが愛情…でもない
そして、鳥の飼い方を教えるのではなく、即、卵をあげた方が喜ばれるんだろうなと思いました。
本当は鳥の飼い方なんでしょうが、善意も誤解されたらどうしようもないです。
そして自分の価値観の押し付けにしかならない状況もあると学びました。
自分が経験しそして他にも失敗していると言うところから結構同じ轍を踏む人がいるのだろうと思いこの話をさせていただきました。
人間関係をスムースやることも必要だ、悩みを生まないためにも必要だ、と強く心に残った出来事でした。
皆さんも人間関係を良くするために信念を割り切ったこと、ありますでしょうか?
きっと、たくさんあるだろうな、と思います。
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