気持ちをわかってほしい、を手放したい

わたしは、この世界にひとりだけの、
特別な存在です。

あなたも、あなたの周りの人も。

みんなが、特別な存在であることは、
あなたを、わたしを凡庸にはさせないはずです。

差違を愛せないと、苦しい。
差違を寂しいことにすると、苦しい。

持って生まれた容姿がちがうように、
想いや、思考や、環境も違う。

みんなちがって、みんないいのに、
みんなわかってほしがっている。

怒っているとき、
悲しいとき、
悔しいとき、
楽しいとき、
嬉しいとき、

わかってほしい、とき、
身体中が、さびしいって叫んでいる気がする。

あなただけじゃないよって言葉は、
その言葉のあとに、
「みんなも一緒だよ、わかるよ」
って意味があるように思うのに、
わたしの問題を矮小化させている気がするのはなんでなんだろう。

同じ出来事があっても、
わたしの身体に、こころに起きている現象と、
あなたの身体とこころに起きている現象は、
やっぱりちがうよって言いたい気持ちがあるような気がする。

わかんないけど、あなたを大切に思ってるし、
わかんないけど、あなたに大切に思われてる。

これで、関係性としては充分だ。

だから、
わかってほしい、を手放したい。

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