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国会がガーシーをクビにすることは正しいことなのか
NHK党(当時現在は政治家女子48党)所属のガーシー議員が参議院での陳謝に応じなかった。そのため、参議院は、ガーシーを除名する構えだ。
だがちょっと待ってほしい。国民が選挙で選んだガーシーを議会が除名することは果たして正しいことなのだろうか。
ガーシーは仕事をしていない?
よく「ガーシーは国会にきて仕事をしていないから除名されて当然だ」との主張を耳にする。しかし、国会議員の仕事は国会に来ることだけではない。確かに、国会議員のもっとも重要な仕事は法律を作ることだがそれだけが仕事ではない。
国会議員だけが行使できる特権として、「質問主意書」がある。国会議員は、「質問主意書」を通して政府に文書で政策などの質問をすることができ、政府は国会できちんと回答しなければならない。今年2月の段階で、ガーシーは「質問主意書」を6件提出している。そのため、まったく仕事をしていないとの批判は筋違いである。
ちなみに「国会議員白書」によると、立憲民主党の小沢一郎議員は、2009年から本会議で一度も発言をしていない。また、2009年から一度も委員会に出席しておらず、さらには初当選時(1969年)から一度も質問主意書を提出していない。このことについて何のお咎めもないばかりか、メディアは一切報じない。
国会がガーシーを除名することは正しいことなのか
私は国会がガーシーを除名することには反対である。
理由としては、「国会議員は全国民の代表である」ことが挙げられる。つまりガーシーは全国民から委託された身である。そのため、ガーシーをクビにするためには国民の同意が必要だと考える。具体的には国民投票によって、ガーシーをクビにするべきかどうか国民に聞くべきである。これなら誰も文句を言わないだろう。
ぜひともこの件について意見を聞かせてほしい。
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