多汗症(頭部)の薬について(下)

薬の続き

③ メイラックス(抗不安薬)


 
大学4年の時期に少し飲んでいたことがあるメイラックス。
 
飲むと、気分がふわふわして、汗をかくという不安感がなくなります。
 
最初は、効いていたのですが、体に蕁麻疹が出るようになったので飲むことをやめました。
 
 
 

④   塩化アルミニウム(商品名:オドレミスト、Perspirex)


 
飲み薬に見切りをつけた私は、今度は塗り薬に移ります。
 
大学4年から2年間の間、夏日や冬の暖房対策として頭に塗り続けていたと思います。
 
最初はオドレミストを使っていたのですが、途中からPerspirex に切り替えました。
 
Perspirexは、直に頭に塗ると強い痒みが出てしまうので、Perspirex:水=1:1の配分で混ぜて使っていました(Perspirexの液体バージョンを使っていました)。
 
最初は、直手で塗っていたのですが、手がかぶれて始めたので、ビニール手袋をつけて塗るようにしていました。
 
何としてでも塗ってやるという感じでしたね(笑)。
 
 
私のように、頭に使う人に注意したいことがあります!
 
絶対に目に入らないようにしてください!
 
私の場合、頭と額に塗っていたのですが、額に塗ったPerspirexが、汗と共に目に入ってしまい、目のピント調節機能が低下しました。
外出先で周りに水場がない状態で入ってしまったので、水で洗い流すのが遅くなってしまったのも低下してしまったのが大きいと思います。
 
目に入ってしまってから1年半ほど経ちますが、いまだに目のピント調節機能は低下したままです。
 
なので、頭にどうしても使いたいという人は後頭部のみに使用することを強くお勧めします。
 

 
 

⑤  エクロックゲル→頭には、使えなかった。



これは最近出てきた多汗症の新薬なのですが、ニートになってから、使い始めました。
名前の通り、ゲル状の塗り薬なのですが、本来は脇に使うものだったと思います。
これは、頭に使うことは非常に難しかったので、断念しました。
 
実は、頭以外にも背中の汗が少し気になっていたので、背中に塗っていた時期がありました。
使用期間としては、3ヶ月くらいだと思います。
 
ベタつき以外は気になる点はなく、副作用もないので、脇や背中の汗に悩んでいる人が使用するには良い薬だと思います。
 
 
 

⑥ ラピフォートワイプ


 
こちらも新薬で、本来は脇に使用するものです。
エクロックゲルと同時期に使っていました。
 
コットンのようなものに薬液が染み込ませてあって、それを脇に塗ることで発汗を抑える薬です。
私の場合、頭に使用していたのですが、効果としては非常に良かったと思います。
また、塩化アルミニウムのように汗腺に蓋をするものではなく、痒みなどの副作用もなかったので使いやすかったです。

唯一の問題点は、髪が邪魔で頭皮につけることが難しいことと、髪が少しだけベトッとして、ヘアワックスを塗ったような感じになることです。
 
以上が、私が汗を止めるために、使ってきた薬です。
 
 
 
 
 

最後に


 
今思い返すと、汗を止めることに必死でした。とにかく、汗を他の人から見られたくないという気持ちで、自分に合う薬を探し続けていました。

そして、それが正しい道だとも信じていました。
終わりなき戦いだと気がついていませんでした。

いつか、自分にぴったりの薬が見つかって、汗地獄から解放されると思っていました。
 
 
私が、薬を止めるに至った経緯についても、また記事にしたいと思います。
 
 
頭部多汗症については、一回ここで終わりにして、私が今ニートをやっている原因となった就活恐怖について語っていきたいと思います。
 

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