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子育てで悩むときに聴くのをおすすめするVoicy

いつも私の朝は、VoicyというPodcastを聴くことから始まる。このごろ聴くのが楽しみなVoicyパーソナリティは「のもきょう」さん。
ユニークな子育て論や、常識にとらわれない生き方のすすめを発信している。

私の娘たちは、どちらも社会人なので、子育てはもう終わっている。でも、のもきょうさんの番組を聴くと、心がすごく軽くなるのだ。
子育てだけでなく、大人全般の生き方にも関わる発信をされているからだと思う。
子育て中に聴けたら、もっとよかったに違いない。
周りの人たちに合わせずに、子育てをのびのびできたと思う。

親が子どもにできるのは、たかが知れている。だから、子どもが小さいうちからできるだけ他者と関わらせるのが大切だと思う。

私の子どもたちは、小さいうちから保育園に通っていた。私は働いていたので、何の罪悪感もなかった。
小さいうちは母親が育てないといけないという、3才児神話にもとらわれなかった。かえって、親も子も関わる人が増えてよいと思っていたくらいだ。親戚縁者が周りにいない私たち親子は、孤独に陥りがちだった。
極端な話だが、孤独の子育てで我が子を虐待してしまうよりよっぽどよい。

さらに、親子で劇や音楽などを観たり聴いたりする子ども劇場にも入り、親子でさまざまな方たちと知り合った。
公民館の講座で出会った方とも、山に泊まりがけでハイキングにも行った。
土日も夫が仕事に行くわが家は、ワンオペ育児が当たり前。
それなのに、子どもには紙おむつよりも布おむつ、ジュースは飲ませたくない、チョコやファーストフードも食べさせたくない、がんじがらめの子育てをしていた。2人目が生まれてからは、そんなことは言っていられなくなったが。もっと肩肘張らずにやろうよ、と当時の私に言いたい。

それでも、自分が求めて入った集団で親子共々もまれるなか、いろいろな価値観に触れてきて、人間関係が広がった。子どもも親も異年齢、先輩ママやパパのアドバイスもすごく励みになり、たくさん支えられ生きてきた。
わが家が解散しなくて済んだのも、あの頃支えてくれた方たちのおかげ。

今でもその関係は続いていて、お互いの子どもたちが大きくなっても、たまに会って近況を伝えあっている。しばらく会わなくても、当時築いた関係があったせいか、すぐに時を超えられる。

世の中にはいろんな人がいて、いろんな考え方がある。そして、信じられる人に親子がどれだけ出会えるか。
私も子どもも、そんな方たちに出会えたのが、本当に奇跡のようで、宝である。
親が子どもにできることは限られているから、積極的に周りに頼っていい。それも、異年齢だと、周りと比べすぎなくて気が楽。家庭と学校以外の居場所を親子で作ると視野が広がる。

子育てには正解なんてないのだ。
「○○すべき」などの、完璧主義もいらない。人と無理に合わせなくてもよい。肩の力を抜いて生きていこう。
そんなふうに思わせてくれる、のもきょうさんの番組を、ぜひ聴いてみてほしい。



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