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ライフイベントで付き合う人が変わるというけれど~前編~

noteを始めてみようかなと思ったときに書きたいことがあった。
身バレが怖くてなかなか書けなかった、心のしこりとして書きたい話。

私には生まれたときからずっと仲のいい親戚夫婦がいた。
周りにも「なかなか珍しいね」と呼ばれるほど関係は親密で、
よくご飯にも連れて行ってもらったし、旅行にも一緒に行った。

ざっくりしたイメージでいうと逃げ恥のゆりちゃんとみくりみたいな感じかも。逃げ恥大好き。

時に親や友達よりも近い存在で、社会人になったばっかりの会社への不満とか、将来の漠然とした不安とか、なかなか親や友達に話せない事を聞いてもらったり、アドバイスを求めたりした。

最初はそれが心地よかった。
同世代だと中々答えがでないことでも、人生の先輩として正解に近いであろうアドバイスをもらえるし、それこそ20代そこそこのお給料では食べれないようなところに連れてってもらったり、経験もさせてもらった。

でも同時にしんどいこともあった。
例えば私は人見知りで、最初から人の輪に入っていけるようなタイプではない。
自分から話しかけるのも躊躇するときも多々ある(営業として致命的なのでは?)
でも旅行とかで親戚夫婦のコミュニティに入れてもらったときに「どんどん自分から話しかけないと!積極的にいけ!」と言われたりすると、緊張してしまうし、それを出来ないというのも悔しいような呆れられてしまうような気がしてできなかった。

前の記事で書いた通り、私は結構人の言葉に凹むし引きずるタイプなので、
良かれと思ったアドバイスに傷つく事もあったし、
しんどいなと思う事は大なり小なりあったけど、前述したとおりお世話にもなっていたし、当時の私には誰よりも近しい存在だったので、そういう気持ちには蓋をしていたと思う。

この関係に変化があったのは今の夫とお付き合いをするようになってから。
当時私は留学帰りで、それまで周りに「作ってもらった」コミュニティから初めて自分の力でコミュニティを作り、輪を広げ、そこでいい関係を築いた。
男女関係なく、国籍も関係なく、ただみんな同じ目標に頑張っている仲間と出会えて楽しかった。毎日が充実していたし、こんな関係性が自分にもできるんだと一種の誇りのようなものもあった。(今でもインスタで繋がったり、メッセージのやり取りをしている)

帰国後、私の気持ちには変化があった。
今までのような頻度で連絡したり遊んだりするのが億劫になってしまった。
もちろん連絡はするし、ご飯にも行ったりしていたが、そのまま泊まったりするわけではなく自分の時間も持ちたいと思うようになっていた。

それからしばらくして、今の夫と出会い、付き合うようになった。
当時私たちは電車で1時間ぐらいのいわゆる「中距離恋愛」で、距離や仕事の関係から週末にしか会えなかった。

必然的に週末に優先して彼氏との予定を入れるようになると、だんだんと
「誘っても断られる」「LINEがスタンプばかりでそっけない」と言われるようになった。
彼氏とすぐ別れるかもしれない、そうなったら恥ずかしい、、!と謎の恥じらいを持っていた私はほぼ誰にも彼氏が出来た事を言っていなかったから、それもあって余計に怪しまれていたのかもしれない。

そうしてのらりくらり何となく親族と距離を保った生活を続けて1年後、
彼氏との同棲話が持ち上がった。


1つの記事だと恐ろしく長くなってしまう気がするので前編・後編に分けます!もしよかったら後編も読んでください。

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