血管が細くて、採血の時に苦労する。しかしなぜ人は、看護師さんに 「わたし、血管がなかなか出ないって言われるんですよ」 と言うときに、ちょっぴり誇らしげなのだろうか。 そんな様子を横目で見ていても、手練れの看護師さんはたいてい1回、 悪くて２回で採血を決めている。 きっと、この人は大丈夫。私の採血も１回で行けるはず。 番号を呼ばれ、特に何も言わずにスツールに座って腕を差し出す。 右だ。いままでの経験上、右が有利だ。 駆血帯をまく。ひじの曲がりのあたりをトントン、トントン、トント
お友達から梅をもらった。去年も２キロもらったのだが、今年はなんと７キロ近くもらった。彼女は手に怪我をしてしまって今年は梅仕事ができないので、その分もくれたのだ。 梅酒に、梅シロップに、と使っても使いきれないので、義母のところにおすそ分けに行くと、たいそう喜んだ。 「うれしいわぁ。出所が分かってるのが一番ええわね。スーパーで売ってるのは誰が触ってるかわからへんもの。」 喜んだ勢いでよそさまを斬るのはやめて・・・あなたは北海道のジャガイモや外国のサーモン食べたりしないのかい？流通
よく投票率の低さが言われる。私自身は毎回必ず行くタイプだが、発表される投票率に「えー、こんだけしか行ってないのか。なんでや？」と思う。 多分、楽しくないんだろうな。辛気臭い建物（こらっ！）と、不必要な 緊張。見張り（言い方！）のじいさんたちは明らかに暇そう。こう書くと、行きたい要素はないな・・・。 そこで考えた。どうすれば皆が選挙に行くのか？とにかく楽しいことが なんかないとダメだって！かといって現実離れしたプランは考えるだけ無駄である。 我ながらいいのでは？と思うの
『グレイス・イヤー』 キム・リゲット 早川書房 読み始めるまで少し寝かせておいたのだけれど、読み始めたら止まらなくなって、一気に読んでしまった。 ガーナー郡という架空の土地が舞台。そこでは、女は男を惑わせる魔力を持っていると信じられていて、16歳になった女の子たちは、人里離れたキャンプ地（湖の真ん中にある島！）に１年間送り込まれる。 もちろん毎年女の子たちは行って、帰ってくるわけだけれども、全員が帰ってはこないし、相当ぼろぼろになって、中には体の一部を失って帰ってくる
考えたんだけどさ、と話し出すことが結構ある。この間のあれさ、と続く。 考えたんだけど、この間のあの墓の話、いっそのこと各人好きな言葉を 彫る！と言い出してみたらどうだろう？ 私は猫が好きなので、「猫あそぶ庭」とかなんとか。 夫はガンダムが好きなのでガンダムの名言かなんかを彫ると主張し、義父は スタンダードに「南無～」。ちょうど４面あるんだし、一つの面に一人ずつ 彫ろう。墓に入るごとにぐるっと回して正面にすればいいじゃない。 このぐらいのことを言い出してみれば義母の思惑の上を行
多くの嫁にとって、義母とはどういう存在なのだろうか？ 敵！という人もいれば、いちばんの味方だという人もいるだろう。 わたしの義母はといえば「ときどき厄介なことを言い出す人」です。 遠方にある墓をしまって近くに墓を建てることになったので、書類だなんだの仕事が発生するわけだが、その辺はちゃんとやってくれて助かる。 お墓をしまう前に一度手を合わせに行きたい、というので夫が連れていくことになっているが、まあその気持ちもわかる。 義父母と夫と私でお茶を飲みながらそういった話をして、思い
最近耳が衰えたのかな？という気がする。 新ドラマは(気になるものは)全て1話を見ることにしているのだけれど、20代の俳優が多く出てくるドラマで、どうしても聞き取れない！という単語があった。 そばにいた夫に「なあなあ、チクワラってなに？」と聞く。夫もわからず、二人でもう一度該当部分を聞く。チクワラ、チクワラ。 「あっ、チカラだよ！」 と夫。なるほどそれなら意味が通る。 しかしチクワラって。どっかから空気が漏れてないかい。しゃっきり喋れい！ そんな私が以前から気になるのはUSJの
いわゆるまねきねこ体質だと自分で思っている。 がらがらのお店に入ると、なぜかあとから人が増えてくる、というやつだ。 これで困ることはないと思う。お店の人にはもちろんいいことだし、 こちらも、ある程度にぎわった店内に乗じてするっと退店できる。 ウィンウィンじゃないか。 ところがこの体質で「うわあ」ということがこの間あった。 某スーパーで、下着を買った。家に帰ってよく見ると商品についている パッケージのサイズ表記と、商品のタグのサイズが違う。手に取った時に なんだか大きいな？とは
車に乗って家に帰る途中、前を走っている車から運転手が手を出した。 ごみでも捨てるのか？と思ったがどうやら違う。指を「3」の形にして、軽く振る。は？どうした、なにか後続車に伝えようとしているのか？ しばらく走る。また指を「３」の形にして窓から出し、振る。へ？ 交差点で止まり、青信号になったとき、その車は、いや運転手は指を「３」の形にして大いに振りながら左折していった。まるで周りじゅうに見せつけるかのように。 私は直進したのだが、いったいあれはなんだったのだろうか、という疑問は残
2023年が明けて、初の買い物はホームセンターでした。150センチの脚立と、センサーで連動してつくライト2個組。 脚立は庭木の手入れのために。センサーライトは階段の最上段と最下段に設置予定。もうこの家に住んで10年以上なのに、やっと買うんだな・・・初売りのチラシ、チェックしてみるものだわ。
