不登校の「無気力」を考える
不登校の理由として挙げられる不安・無気力。
彼らは何に不安になっているのか、なぜ無気力になっているのか?
本人もわからないのかもしれない。
無意識な無気力
無気力とは何なのでしょうか。
彼らはどのような心理状態になり不登校になるのでしょうか?
【環境が生み出す無気力】
不登校は多くの場合、マイナスからスタートします。
「自分は生きている価値がない」、 というマイナスです。
Q:なぜマイナスになるのか?
A:それは安全基地を失っているからです。
Q:なぜ安全基地を失っているのか?
A:それは環境が合わないからです。
Q合わない環境とはどのような環境なのか?
A:それは「特質を攻める環境」と「過剰な相対的環境」です。
【特質を攻める環境と過剰な相対的環境】
見た目だけで相手の目が良いか悪いかは分かりません。
本人すら自分の目が悪いことを認識できなかったら、、
見た目ではわからない特質により、苦しむことになります。
目が悪いのに目が見えないことを責められ続けます。
現代社会では無意識に生きていると人と関わりすぎてしまいます。
SNSで他人を否応なく見てしまう。
学力で差が示される。
身分や個性によってヒエラルキーが生まれる。
人の評価を欲しがって承認を求め、束縛されます。
自分に集中ができません。
自然と自己肯定感が下がるようなシステムになっています。
【スタートの幸せとは赤子にもどること】
スタート地点に立つために、まず合わない環境を取り除くことが大切です。
そのための手段が不登校です。
赤子は誰にも何も言われずに、自分からハイハイを始めます。
自分から歩き出します。
寝ている方が楽なのに。
それは本来、生き物として、人間として、できることを増やすことが楽しいからです。
休んでマイナスを取り除くと、赤子に戻ります。
赤子に戻らなければいけません。
純粋な生き物に戻り、人生を楽しむことができます。
それがスタートの幸せ地点です。
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