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”Can’t Get Enough Your Love / Bad Company”

[RADIO DAYZ] 1974 あの頃ラジオから流れていた懐かしい名曲を紹介します。

バッド・カンパニーはUKのロック・バンド。元伝説のバンドフリーのメンバーのポール・ロジャース(Vo)とサイモン・カーク(Drs)、ミック・ラルフス(G,元モット・ザ・フープル)、ボズ・バレル(Bs, 元キング・クリムゾン)の4人により1973年に結成。74年6月にレッド・ツェッペリンのレーベル、スワンソングからアルバム『Bad Company』でデビューします。

メンバーの経歴をみれば、いずれもレジェンドなバンド出身者揃いで、物凄いメンバーだったのだと改めて驚きます。

当時このジャケットから「バドコ」と呼んでいました

74年10月にシングルカットされた「キャント・ゲット・イナフ」は、ロジャース独特のソウルフルなボーカルが堪能できる力強いロックチューンで、USチャートで1位を獲得、UKチャートでも3位になるなど大ヒットになりました。

「欲しいものは何でも手に入れてやる。俺が欲しいものはお前なんだ」「もっと俺のことを愛してくれよ。まだまだ満足出来ないぜ」。ロジースの風貌に相応しい、男臭いフェロモンぷんぷんさせる骨太なラブ・ソングでした。

ラジオの曲紹介で「伝説の…」とか「あの、ポール・ロジャースが…」などと短いコメントで言われても、あの頃は中学生だった私には正直「?」でした。情弱な子供にも、その凄さを丁寧に説明する時間など番組の中には無かったのかもしれませんが、そんな優しいお兄さんやお姉さんは居なかったのでしょうか・・・。あ、おじさんやおばさんでも良いですけどw。

今時のロックファンはポール・ロジャースといえば「あの、クィーンと一緒にライブしていた人でしょ」などと言われるのかもしれません。いや、元バッド・カンパニーというバンドを組んでいて、いやいや元々はフリーというバンドのメンバーだった…などと語ると、面倒くさがられるのかもしれません(苦笑)。でも、ただいきなり「クィーンと」と語られると、おいおいって感じます。

ただ単にあの頃は良かっただけではない、こととなり?もちゃんと伝えられるおじさんになりたいです。


夢中になってラジオを聞いていた頃の思い出もこちらで語っています。

この記事を読んでくださった方の思い出などもコメントして頂けたら嬉しいです。

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