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子ねこがわが家にやってきたその14


前回とは違う動物病院へ行ってきました

最初に行った病院は、獣医師の余裕なくキレてるかんじが怖くて1回限りにしようと思った。

改めてもう一度、動物病院を探すことにした。

今回は冷静になって。
すると女性の先生で、しっかり診てくれるかんじの病院を見つける。
車で15分くらい、前回行った病院とほぼ同じ距離感。
前の病院と違うところは予約ができないことだった。

午前中に実際行ってみたところ・・・

病院に到着する前に問題発生



車中、ねこがけっこう鳴く・・・
この日のために、ねこ用キャリーバックに慣れさせていたものの、

「キャリーバッグ+車の揺れ」が嫌だったようだ。

めったに鳴かないねこさんが、
鳴いたとしても小さな声でしか鳴かないねこさんが

なーなーなーなー 泣くのです・・・
この曲を思い出しました (´;ω;`)


ドライバーとして激しく動揺。怪しい蛇行運転。

これは1人で行くより、2人で行く方が運転に集中できるし、ねこにもいいと思った。15分の道のりはその倍に感じるほど。
ようやく看板が見えた。

絶望・・・


駐車場が狭すぎる。
大道路沿いで車3台のみ。軽自動車ならいける。
しかし、わたしのドライブテクニックでは大変なことが起こる・・・
頭だけ入れたが、限界を感じてバックで出る。ほんの1分でギブアップ。

帰宅。

病院を選択する条件として新たに、
「なるべく近くの病院で、駐車場が広いこと」が付け加えられた。

最後の砦となる、前回Yahoo!口コミで発見した
「何言ってるかわからない先生」がいるところのHPを見た。

もう、ここしかない・・・

とりあえず行ってみよう、行けばわかるさ。アントニオ猪木だってそう言ってる。(15秒あたりからが沁みます)


次の土曜日、たみちゃんと行ってきました

たみちゃんの学校がお休みとなる週末に予約をして、2人で行ってきました。
ねこさんはやっぱり 車の中でなーっと鳴きましたが、
たみちゃんがあやしたり、時にバッグから顔を出させたりして
なんとか到着!
駐車場も広々してる!

受付の方が優しかった・・・

受付の方が2人いらして、優しく迎えてくれました。
余裕があるかんじ。
にこやか。
一安心。

監視カメラついてなかったよ

売り物のフードが展示されているスペースがあったがカメラはついてなかった。前回の病院はカメラついてたから、なんか疑われているようで落ち着かなかった。

(カメラつけるということは、致し方ないこともあるかもしれないけれどね。)


看護士さんにこちらへどうぞと言われて

「こちらへどうぞ」って言われて入る安心感。

前回の、「診察室へどうぞ」って言われて部屋A、B、C、どれが正解でしょう?みたいなかんじはない。

部屋に入ると、先生が椅子に座っていた。

「こんにちは。お願いします。」と言ってから、

畑で子ねこを拾ったこと、
最初に行った病院で諸々の検査は済んでおり、今回は予防接種を受けたいことを先生に話してみた。


わたしは先生の反応を見る。

この先生が、口コミで「何言ってるかわからない」先生なのか。

先生は静かに話し始めた。

「何言ってるかわからない」の意味


「何言ってるかわからない」の意味がわかった。

声が小さかった、からだ。
よかった、わたしみたいにコトバが意味不明なタイプではなくて。

息を止めて集中(得意技)、先生の声に耳を傾ける。

地蔵におなりなさい!

予防接種は3種と5種があり、家の中で飼うのであれば3種でもいいこと。
5種は、ねこが外に出てしまった場合、他のねこと接触した際にうつる病気を防ぎますと言われた。


イケる!
日本語ワカルヨ!
マッタク、ワカリヤスイヨ!

注射の説明を聞いた時、以前実家で飼っていたねこのことを思い出した。
たまに家出して、外ねことけんかして傷だらけで帰ってくることがあり、そのせいか後年病気になっていた。

気が強いねこで体は小さいくせに、大きなねこにも向かっていったことは容易に想像できる子。そういうねこだった。(あの世で会いたい)

万が一外に出てしまった時のことを考えて5種にした。

先生は聴診器で心臓の音を聞いたり、体に何かないかをさらりと手際よくチェックした。

何カ月くらいか聞くと、4か月くらいかなとのこと。

いざ、注射です

先生は2つの薬の小瓶を注射器にすっと入れて2、3回振り、あっという間に1本完成させた。そのあまりの手際の良さにたみちゃんが後ろずさる。わたしも自分が打たれる時のような怖さを覚え、2人で固まってさらに2歩下がる。

「お部屋出られててもいいですよ」
いや、ここにいたい。と思って、その場にとどまった。

看護士さんが優しく前足部分らへんを押さえてあげていて
先生はねこの右のおしりあたりにすっと注射針をさし、親指で押し子を進めて薬液を体内へ入れる。

ねこ、一瞬フリーズしたが、鳴かなかった。

一瞬の出来事で、それは終わった・・・
思わず、言ってしまった。

先生、一瞬のけぞりました。イナバウアー!

いや、感動したのだ。
本当に感動したのだ。

ありがとう、先生、ありがとう・・・


ほら、前飼ってたねこは、注射一本打つにもめちゃめちゃ大変だったの見てるから・・・

それにしても、うちのねこさんは「イッテQ」でおしり吹き矢が効かない木村佳乃さんみたいだった。


避妊手術は体重が2キロを超えてから

避妊手術のことを聞くと、次に予防接種を打ちにきたときにでも日程決めましょうと言われました。

2キロ超えたら手術が受けられるそう。1350gだったから、もうちょっとしてからだね。

いやあ、よかったよかった・・・と帰宅してから、
ねこさんは副反応もなくお昼寝していたのですが、

知らぬ間にビーズクッションとたみちゃんの枕におしっこをしていたのでした。

注射がストレスだったのだろうか?

とりあえず、かかりつけ医が決まってよかったです。


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