![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/127012865/rectangle_large_type_2_d7e56bfc8ef450d97ff2c7774aacd0a8.jpg?width=1200)
大好きな詩 高田敏子さんの「日々」
ずっとメモに残している大好きな詩。
仕事帰りに夕焼けを見るとこの詩が頭に浮かんでくる。
日々
小鳥がいて
黒猫の親子がいて
庭には犬がいて
夕方の買いものは
小鳥のための青菜と
猫のための小鯵と
犬のための肉と
それに
カレーライスを三杯もおかわりする息子もいた
あのころの買物袋の重かったこと
いまは 籠も持たずに表通りに出て
パン一斤を求めて帰ったりする
みんな時の向こうに流れ去ったのだ
パン一斤の軽さをかかえて
夕日の赤さに見とれている
我が家も昔は牛乳を毎日2本買わなくてはならず、これが重たかった。他の買い物や荷物もあるので私がキレたこともあった。笑い話だ。
最近は夕飯は作れば次の日の分もある。
買い物も毎日ではなくなった。
今となれば懐かしい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?