見出し画像

除菌って。。。


除菌がこんなに当たり前ワードになったのって。。
いつからだろう?


わたしが幼い頃は、こんなにわーわー言ってなかったような。

ファブリーズなるものが売れ始めた頃からかな。。。

日常生活でせっせと除菌する事で、
免疫下げて
身体が弱くなるの、知ってる?

知らない人が多いのかな(´・_・`)?

ーーーーーーーーーー

動物がきちんと成長するために、微生物が必要かどうかを確認するための研究結果

"微生物が共生動物自身の遺伝子の使い方を教える"
という事がわかった

ーーーーーーーーーー

微生物🦠無くしては
生きられない、という事です。
そして、種別や数が多ければ多いほどいい!

何か身体に不調を感じている人は
食品添加物や
除菌グッズを生活から遠ざけるだけで、劇的に変わるかも(´◡`๑)

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓


研究のために何種類かの動物を使い研究した結果、
微生物を取り除くと死んでしまうだけの動物もいる事がわかったそうです。


デング熱を媒介するネッタイシマカは、
幼虫時代までは成長するがそれより先には進まずに終わる。

一方、無菌状態に耐えられる動物もいます。
ダンゴイカは発光しなくなるだけ。
しかしそれは、研究所では問題になりませんが、野生ではカモフラージュができない個体は捕食者に狙われやすくなるでしょう。

画像1

↑ダンゴイカ

科学者はゼブラフィッシュやハエ、
マウスといったごくありふれた実験動物のほぼ全てについても無菌タイプを作っています。

画像2

↑ゼブラフィッシュ

無菌タイプの動物も生きながらえますが、変化は伴います。


無菌動物は全般的に見て悲惨な生き物であり、
ほぼ全ての点において、欠けている細菌の人口代用物が必要になるそうです。

無菌動物の奇妙な生物学的性質は、
消化器で最も顕著に現れます。

正常に機能している小腸は、栄養を吸収するために広い表面積が必要になります。
そのため小腸の内壁は長い指のような突起(腸絨毛)がぎっしりと並んだ形になっています。

画像3


ここでは食べ物が通り過ぎることで細胞が剥がれ落ちるため、
細胞は絶えず再生する必要があります。
それを維持するには内部に血管がたっぷりと張り巡らされていて、栄養が行き渡るようになっていなければなりません。

また、小腸の内壁は漏れない作りであることが必要です。
細胞がしっかりとくっつき合っていて、不要な分子(と微生物)が血管に混入するのを防ぐ必要があるからです。

これらの絶対不可欠な特性はすべて微生物がいなければ損われてしまいます。

ゼブラフィッシュやマウスは、細菌のいないところで育つと腸は十分に発達しないそうです。
→突起は短くなる。
→壁は漏れやすくなる。
→血管は都会に張り巡らされた道路網ではなく、本数が少ない田舎の道路のようになる。
→再生サイクルは低速ギアチェンジする。

これらの不調が起きている場合、
大抵はその動物に通常の微生物や、分離した微生物分子だけでも補えば正常な働きを取り戻します。

細菌は腸の形状を物理的には変えませんが、
そのかわり細菌はホストを経由して働きます。
労働と言うよりも管理に近いイメージ。

ーーーーーーーーーー

無菌マウスにバクテロイデス・テオイオタミクロン(略してB・シータ)、と言う普通の腸内細菌を注入する研究の結果、

→微生物がマウスの広範囲の遺伝子を活性化して、浸透させないバリアを打ち立てて
→毒素を分解し、
→血管を生成し、
→成熟した細胞を作り出しました。

つまり。

微生物がマウスに健康な腸を作るためのマウス自身の遺伝子の使い方を教えた、という事です。


ーーーーーーーーーー

心理学や医学の世界で、
脳と腸のつながりは基本的なことと認識されていること、

消化器系と神経系疾患の関連性を示すエビデンスが数多く存在することを考慮すると、腸内菌のバランスが心理面や行動にも大きな役割を持つと言えると思います。

このことからも、
生涯をとおして腸内細菌に栄養を与えることが非常に重要であることは明らかであり、

頭蓋骨と腸に二つの脳が存在し、
それぞれが栄養を必要としているということが言えます。

興味深いことに、
これらの2つの器官は同じ種類の組織で出来ています。


胎児の成長の過程で
片方は中枢神経系に、
もう片方は腸管神経系へと発達していきます。

これらの器官は、迷走神経(脳から腹部に走る第10脳神経)でつながっています。

この部位で二つの脳がつながります。
緊張すると胃の具合がおかしくなるわけです。

腸と脳は、互いに影響し合いながら、協調して機能します。

このため、腸の健康と精神面の健康は深く関わり合っています。

ーーーーーーーーーー

一般食品流通の中では
抗菌殺菌保存力が施された食品がはびこっています。
キャリーオーバーなどの法律のカラクリにより、
買い物の際に、
いくら成分表を見ても消費者には正しい情報は入ってきません。


西洋医学においては、微生物を殺す作用のある抗生物質の投与が行われるため、
腸内細菌の状況は過酷極まりない状態です。

添加物や抗生物質を体内に取り入れてしまう事が、
腸内細菌の種別のバランスの乱れや
数の減少につながっています。

多彩な種類の腸内細菌が、
バランスよく沢山体内で生息出来るはずなのに、
流通の仕組みにより
腸内細菌の置かれる状況が過酷な現代社会。。。

ーーーーーーーーーー

微生物とはまた違うものですが、
人はミトコンドリアなくしては生きられません。


ミトコンドリアについて調べて、
考えれば考えるほど
不思議です。

別の生命体が
私たちの身体の中に(細胞内に)存在している。

いつ?
入ったのか?

トリビアとして。

→ミトコンドリアのDNAは常に母親から受け継ぎます。
通常の遺伝子が父母両方の性質を受け継いでいるのに対して、ミトコンドリアDNAは母親からの性質だけしか伝えません。ミトコンドリアDNAによって母親からしか遺伝しない身体的な特徴があることも確認されています。通常、この遺伝は母性遺伝と呼ばれています。


→ミトコンドリアは、
テロメアという未端構造がないリング構造のため分裂を繰り返しても不老不死で、老化と死が運命づけられているのは宿主である細胞自身のほうです。

ーーーーーーーーーー

知れば知るほど
深みにハマり
もっと知りたい。
私です。。