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ジェノゲスト服用のキロク part3




ジェノゲスト1㎎を朝1錠、夕1錠服用する生活が始まった。
毎日忘れずに薬を服用するというのは、やってみると案外難しいものである。
あまり何時間もずれないほうが良いが、不規則な生活をしているため時間通りに服用するのは無理だったりする。(そもそも不規則な生活をしていることがホルモン変動を悪化させているんだろうけどね…)
忘れてしまうくらいなら、2錠まとめて夕食後に飲んでみて、と先生よりアドバイスを受ける。先生の言う通り、まとめて2錠、夕食後に服用することにした。

服用して1週間目の体の変化は、わりとはっきり訪れた。

服用して2日目、なんとなく軽い吐き気を覚えたが、日常生活をおくれないほど酷いものではなく、気づいたら治まっていた。

服用して3日目ころから、なんだか体温が高く軽くのぼせたような感覚があった。基礎体温をつけていないのでわからないが、妊娠初期の高体温期のような、なんだか火照る感じがした。薬に体が慣れたのか、1週間程度でこの感覚は気にならなくなった。

同様に服用3日目ころから、軽くむくみが現れた。少し顔面、特に瞼が腫れぼったくなったのを感じた。明らかだったのは両手の指。握りこむと少し痛みを感じるくらいに、両手の指が浮腫んだ。下半身は意外と浮腫みがこなかったように思う。ピルですごく浮腫んだという方は多く聞くので、少し不安になった。しかし私の浮腫みは2~3日で引いて、それ以降はでていない。 

服用して5日目くらいから、乳房の張りと軽い痛みを感じるようになった。生理前に胸が張る感じがある人も多いと思うが、あの感じである。これも2~3日で気にならなくなった。

服用開始に伴って私が自覚した副作用は上記が主である。
抑うつ、イライラなどの精神的な症状が出る方もいるようだが私は無かった。
頻発する副作用として最も多いのは、不正出血であるとされている。

そう、ジェノゲスト最大の副作用
「不正出血」

最終月経開始から10日を経過しても出血している状態で婦人科を初めて受診したのだが、ジェノゲスト服用を始めてからも、しばらく出血は止まらなかった。
服用開始から3日目くらいから、それまで出ていた鮮血が少し減ってきて、徐々にさび色、茶色へと変化していき、ついに最終生理開始から17日目、出血が止まった。
ナプキンから解放されて、なんとなく身軽になった気がした。
ナプキン一枚のストレスが、侮れないものであると知る。

初診から12日目、2回目の婦人科受診をした。
「出血が止まったならよかったわ。とりあえず、続けてみましょう。また30日分処方しますね」と先生。
私も、出血が止まったことで安心しており、このまま生理から解放される生活を夢見て、30日分のジェノゲストをルンルンで持ち帰ったのであった。

開始から2週間、思っていたほど服用開始から副作用を感じることもなく、快適に過ごせたとは思う。
身体の変化は、思っていたほど大きくなかった。
このまま順調に効いてくれ~と願いながら、私は服用を続けていった。
(Part4につづく)

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