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霧野あゆかと魔法の歌声

霧野あゆかさんに初めて出会ったのは、昨年の夏頃。もう一年も付き合っているのかと思うと、月日が経つのはとても早く感じる。

忙しい中だと気持ちだって荒むし楽しいことだって忘れがちになるが、今だったらもう少し彼女のことを深く書けそうな気がして。だからこうして記事を書くことにしました。

あゆかさんは、出会った頃正直そこまでまだ目立って何かある子ではなくて、ただポケモンの印象とポストカードを渡されたことだけを覚えていた。

どういう子なのかも全くわからないし、だけど歌声に何か惹かれるものがあるのはずっとずっと感じていて。だからその流れでストリートを定期開催していた冬の秋葉原の夕暮れが楽しみだったのも自然の流れだったのかもしれない。彼女は秋葉原にすごくあっていると思った。

上野恩賜公園での上野でパンダ春節祭へ出向いたり、ちゃんとした野外ステージでライブが観れたのはそこがきっかけではあったが大勢の前であれだけのパフォーマンスをしかもソロでこなすのは並大抵ではできないことだと思っていた。だからずっと彼女のことを尊敬していたしメンタルが強い子なのは前の事務所スタッフの人とも話していた。

離れるきっかけみたいなものが一度だけあったのだが、原因はおそらく僕の内面的な部分にあって、どうしてもアーティストの中の少女性が薄れてしまう瞬間みたいなものが苦手だったからかもしれない。

承認欲求が強い世代に、何を求めてしまうというのだろう。バカなあの子の生まれ変わりを求めているわけでもあるまいに。

あゆかさんは、難なく僕がスタッフを勤めていたジージ(渋谷道玄坂上のライブハウス)でのワンマンをこなし、素敵なワンマンにあろうことかそんな僕を呼び寄せてくれた。その時期の僕は疲弊しすぎていたので、なおさら嬉しかった記憶がある。誰かに頼らないと生きていけない時期。

渋谷に引っ越して、ジージでスタッフで関わるようになって、彼女たちには一定の法則があることに気づいた。皆、自分がナンバーワンになることに必死だ。そんな中を過酷に生きているのだから、色々出るのはもちろんだろう。なぜかそのあとの僕は癒される方向に行っていた。

最近の自分も。どこか色々張り詰めているタイミングや人格が狂うタイミング(双極性障害や統合失調の状態含む)が出た時期があり、そんな時にも彼女の力強い言葉に救われた。

彼女はいい意味で普通ではない。おそらくアーティストをするために生まれて来た逸材だと思う。

これからの3年がどうなるかわからないが、「ポケモンの主題歌を歌う」という夢をぜひ叶えてほしい。自分にその手伝いができるかなんてわからないが、少しだけでも何かのきっかけになればと思いこの記事を書きました。

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