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世界一わかりやすい確定申告と節税の秘密

会社員の方は年末になると、
年末調整」や「確定申告」という言葉を
耳にしたことがあると思います。


ですが、実際に何を表しているのか
イマイチ掴めないですよね。


調べてもよくわかんない単語がズラリで
勉強を諦めた経験もあると思います。




とはいえ働く人生は長いです。


確定申告や税金対策のことは
知っておいた方が絶対にいい
ので
今回記事にしました。


「確定申告や税金の全てが分かる」
とは流石に言えないですが、
大枠は掴めると思います。


【確定申告って何?】


なんとな〜く聞いたことがあるこの言葉、
具体的にはどういったものなのでしょうか?


簡単に言うと、
稼いだお金を国に知らせる
ということです。


そして、国に知らせたら
あなたはこれだけ稼いでるから
〇〇円の税金を納めてね

と言われます。


これが確定申告の
超カンタンな概要です。


確定申告をして正確な金額を伝えれば、
税金を納めすぎている場合には
税金が返ってきます。


じゃあ確定申告をしないとどうなるか?


結論、国からバツが与えられます。


お金を稼いでるのに申告しないと
国からペナルティが与えられるんですね。


いわゆる「脱税」です。


そうなると罰金があったり
税金が加算されたりもします。


バレると普通より多く払うことになるので
気をつけてください。笑


余談ですが、よく
パパ活はバレない」みたいなこと
言ってる人がXにいますが、
普通にバレます。




お手当が現金手渡しだからと言って
簡単に隠し通せるほど
税務調査は甘くないです。


パパ自身が高額所得者の場合が多く、
高額所得者は税務調査対象になりやすいので
税務調査の担当者がパパ活相手の存在を
確認することが多いです。




結果、パパの調査をすることで
無申告でバレる可能性は高いと言えます。


話が逸れました。


確定申告はみんな必要なの?


確定申告は、サラリーマンやバイト、
公務員のような「会社や国から雇われている人
はやる必要ありません。


なぜなら、会社から給料をもらっている人は
毎月の給料から税金が天引きされているからです。


確定申告が必要な人は、
フリーランスや自営業
で稼いでいる人たちです。




言い換えれば、「稼いだ金額を
自分から言わないと分からない人

が確定申告をすることになります。


ではなぜ確定申告をしなくては
いけないのでしょうか?


それは、税金は国が決めたルールに
基づいて計算されるから
です。


税金は、収入に応じて決まる「所得税」と、
住んでいる地域で決まる「住民税」があります。


所得税は、収入の金額に
税率という割合をかけて計算します。


例えば、収入が100万円で
税率が10%だとすると、
所得税は100万円×10%=10万円になります。


しかし、実際には、収入の金額から
経費や控除というものを引くことができます。


経費とは、仕事をするために
必要なお金のことで、例えば、
交通費や文房具代などがあります。


控除とは、税金を減らすために
認められたお金のことで、例えば、
医療費や寄付金などがあります。


経費や控除を引いた
残りの金額を所得といい、
所得に税率をかけて所得税を計算します。


例えば、収入が100万円で
経費が20万円、控除が10万円だとすると、


所得は
100万円ー20万円ー10万円=70万円
になります。


税率が10%だとすると、所得税は
70万円×10%=7万円
になります。


このように、経費や控除を引くことで、
所得税が減ることがわかります。


【節税について】


先ほど
「会社から給料をもらっている人は
毎月の給料から税金が天引きされている」
と言ったのですが、


要は、会社員の場合は
何がどれくらい引かれているかが
イマイチ分かりづらい
ということです。


年収から引かれているものとしては、


・税金(所得税・住民税)
・厚生年金保険料
・健康保険料・介護保険料
・雇用保険料


などがあります。



所得税の仕組みはややこしいので
ここでは深くは触れませんが、
大事なのは「稼げば稼ぐほど
国から搾取される仕組み
」が
できてしまっているということです。



頑張って働いて稼いだのに
持っていかれるお金は増えるんです。


税金は国のために必要ではありますが、
とはいえモチベは上がらないですよね。


何が言いたいかというと、
節税をしなくてはいけないし、
給与所得だけでは苦しい時代に
なっている
ということです。


じゃあ何をすればいいのか?
ということなのですが、


①NISA
②不動産投資


この2つになります。


やはり、節税をしながら
資産形成・資産運用ができる
のは
この二つかなと思います。


①NISA


軽くおさらいすると、
NISAとは、投資で得た利益に
税金がかからない制度
です。


普通は投資したら20%ぐらいの
税金がかかるのですが、NISAでは
税金が0%
になります。


例えば、あなたが10万円を
NISA口座で株式に投資したとします。


1年後に株式の価値が2倍になって
20万円になったとしましょう。


このとき、あなたは10万円の
利益を得ましたが、NISAのおかげで
税金は一切かかりません。


つまり、あなたは20万円を
手元に残すことができます。


一方、普通の口座で同じように
投資した場合は、10万円の利益に
約20%の税金がかかります。


つまり、あなたは2万円の税金を
払わなければなりません。


その結果、あなたは
18万円しか手元に残せません。


②不動産投資



不動産投資とは、家やマンションなどの
不動産を買って、人に貸したり
売ったりしてお金を稼ぐこと
です。


不動産投資をすると、
税金を節約できることがあります。


その理由は、2つあります。


1.不動産所得の損益通算


「いきなりムズイ単語きた」
って思ったかもしれませんが、
簡単にいうと、


不動産の収入と支出を計算して
税金を安くできること
です。


不動産を貸すと、家賃をもらえますよね。
これが収入です。


でも、不動産を持っていると、
管理費や修繕積立金などのお金がかかります。
これが支出です。


収入から支出を引いたものが、
不動産の所得です。


不動産の所得は、税金の対象になります。


でも、不動産の所得が
マイナスになることもあります。


例えば、家賃が少なくて、
支出が多い場合ですね。


このとき、不動産の所得は、
他の所得と合わせて計算することができます。


例えば、会社で働いて
給料をもらっている場合です。


不動産の所得がマイナスになると、
税金の対象になるお金が
少なくなります。


これで、税金を節約できるのです 。


2.不動産の減価償却


これは、不動産の価値が
下がることを考えて、税金を
安くすることができる
ことです。


不動産は当然、新しい方が価値ありますよね?


不動産は、年をとると価値が下がるということです。


これを減価償却と言います。


減価償却は、お金を払っていなくても、
支出として計算できます。


減価償却をすると、不動産の所得が
マイナスになりやすくなります。


すると、前の理由と同じように、
税金を節約できるのです 。


将来のことを考えての資産運用であれば
個人的には不動産一択


だと思ってます。


・月々2万円以内でできる
・始めた後はほったらかしでOK
・家族にも引き継げる


こういったメリットがあります。




ちなみに、僕の知人で
不動産を2軒買って、2年で
純資産を2000万円増やした
方がいます。


それくらい不動産は経済的な
インパクトが大きい資産運用
なんです。


会社員であればもはや思考停止で
取り組んでいいレベル
だと思ってます。


ただ、不動産の中でも
悪徳物件は大量にあるので、
「とりあえず不動産を買え!」
なんてことは口が裂けても言えません。


大事なのは、誰から買うか?です。


不動産は、数年、数十年と保有して
その後売却するのか人に貸すのか、
自分で住むのかといった
長い視点で考える必要があります。


ということで今回は
確定申告と節税についてでした!


ありがとうございました!


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