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今週のジャンプ新連載のオススメ

芦原あんずです。こんにちわ。
今日は今週のジャンプの新連載の紹介です。
林快彦先生の『魔魔勇勇』という作品です。
これを読んでいる人の中で小説や漫画など、物語をかいたことがある人は、長編と短編どちらが難しいと感じますか?
少なくとも私は長い凝った話よりも短くて完成度の高い話を考える方が難しいと感じるので、読み切りを読むのが好きなんですよね。創作の参考になるし、読むの楽だし。そして、その中で特別絵がうまくて話も面白い作品は名前を覚えてるんですが、林先生の読み切りは読んでる分は全部覚えているくらい好きなので今回連載が決まってとても嬉しいです。
なので今回は『魔魔勇勇』の宣伝をします。とりあえず一話は抜群に面白かったです。
とは言ってもネタバレはできないので、ほとんど林快彦先生の読み切りの解説になると思います。
しばらく様子を見て面白かったらネタバレアリの感想を書くかもしれません。どうだろ。

『魔魔勇勇』について


「魔魔勇勇」 林快彦

まだ一話しかないので何を喋ってもネタバレになる気がします。怖いです。
ごく簡単にさわりだけ説明すると、、、

「勇者」と「魔王」が一対だけ存在する世界。勇魔はそれぞれ、手の甲に紋章があり、先代の死亡と同時にそれらは(おそらく)無作為な誰かに継承される。
古来より魔王率いる魔族と勇者率いる人類は長い争いを続けてきたが、先代勇者は魔族と共存の道を歩むことを決め、自身の命と引換えに終戦、世界には800年ぶりの平和な時代が訪れた。
その平和な時代に孤児として生まれた現在の勇者コルレオは、魔王マママに引き取られて18まで成長する。
彼は、争う必要ない世の中で「勇者」として生きる意味を見出だせずに懊悩していた。
そんなコルレオたちの前に、「別の世界から来た勇者」だと言う男が現れて、、、

、、、的な感じです。一応言っておきますが主人公はコルレオです。
まぁ、これを聞いただけじゃつまんなそうですよね。最近ありがちな設定ですし。ここから先の話が面白いんですけど、残念ながら面白い部分を喋ることをネタバレと呼ぶので、どうしてもつまらなくなってしまいます。
やっぱ読んでもらわなきゃ分かんねぇなぁ!!
と、言うことで。
なんでこんなつまらない紹介なのにこの作品を絶賛しているのか逆に気になるよって人は今すぐコンビニか電子ででジャンプを買いましょう。水曜なのでまだあると思います。

買いましたか?買ったならこんな文章はいいので早く読んでみてください。呪術も今週おもろいですよ。




え?買ってない?まぁ中には買いに行くお金ややる気や立ち読みする勇気がない人も居ますよね。手のかかる野郎だぜまったく。
安心してください。実は、『魔魔勇勇』の一話、早くもジャンププラスで無料公開されています。リンクを張っておきますね。



林快彦先生のその他の読み切り

ここからは、僕がこれまで読んできた林先生の読み切りを紹介します。
どれも本当に面白いです。


◯ラブリー・ランナーズ・ハイ

こちらはジャンプ新世界漫画賞の準入選の作品です。そして恋愛モノです。
知ってる人も多いかもしれませんが、私は恋愛が反吐が出るほど嫌いです。
ラブコメや街中のカップルを見ると、仲良く雷に打たれて死ねばいいのに、と思います。せめて彼らにはもっと慎ましく生きてほしいです。許せないなぁ。
この読み切りはそういう意味ではかなりスッキリ読めたと思います。バチバチに恋愛してるのは最後の数ページだけで、後は陸上の話だったので。
疾走感のある真っ直ぐな青春って感じでいいね!


◯へのへのもへじと棒人間とパンツ

ったく。また恋愛モノですよ、と言いたいところですが、実はこれは私にとって革命的な作品です。
なんたって「主人公が棒人間だったら恋愛モノでも抵抗なく読める!!!」ということを初めて教えてくれた作品なんですから!
まぁ今のでわかった通り、棒人間の主人公が恋愛する話です。まじでこれははじめから終わりまで恋愛ですね。でもめっちゃいいです。
あとこれは『ラブリー・ランナーズ・ハイ』と違って女の子がひどい目に遭うことは、、、なくもないけど、怪我したりはしません。平和です。


◯絵に描いた餅を描いた餅

これは2022年の週刊少年ジャンプ43号に掲載された林先生の作品です。探したらTwitterで公式公開してたので貼ります。
まじで名作です。林快彦先生の作品で一番好きです。「絵に描いた餅」からの予測変換で出てきたので世間評価も高かったんでしょうね。
あとこれは主人公の女の子がひどい目に遭います。
知ってる人も多いかもしれませんが、私は、正しい行いをしてる人が理不尽に酷い目に遭うのが踊りだすほど大好きです。
本当に大好きな作品ですね。



私が読んだことのある林先生の作品はこれだけです。他にもあったらめぐり逢いたいものです。
とりあえず今は『魔魔勇勇』のこの先が楽しみですね。
一話はぶっちぎりに面白かったのですが、「一話の面白さ」というのは「読み切りの面白さ」と近いところがあるので、先生なら当然、という気もします。
ですので、読み切りの名手といえど、長期連載で同じ面白さが継続できるかはわかりません。
まずは二話以降を頑張って欲しいです。まじで。面白い作品が打ち切りになるのは嫌なので。


追記
宿儺はあんなことでは負けません。信じてます。
良くて引き分けですね。逆に手札切りきった五条の方が不利だと思います。
ヒロアカも早く続きが読みたいです。

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