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毎日

毎日、夜になるとバタンキューしてしまう
kohです。
朝は早く目が覚めるのですが
夜は仕事の疲れで
何もしない状態で眠ってしまいます。
本当に疲れているのでしょうね。

毎日目まぐるしく時が経っていきます。
自己実現とか言っている場合ではないほどに・・・
やはり年末になると
みんな忙しくなってゆきますね。

瀬尾まいこさんの小説を読みました。
「バトンは渡された」
「強運の持ち主」
など柔らかな文体の小説で読みやすい。
しかもストーリーが優しくて
読むとほっこりします。

この小説の主人公
美沙と山添は共に
メンタル的に疾患を抱えています。
二人とも生きずらさを抱えています。
ある共通の治療薬を通して
二人は絡み合っていきます。

とても、メンタルの病を
的確に捉えている
主人公たちの描写や
当事者の思いをダイレクトに表現されています。

私がサブタイトルをつけるなら
人は一人では生きていけない。
何らかの力で自然に助け合っている
ということです。

お互い人生失格の日々。
でもできない普通を目指すのではなく
今できることを二人で工夫して
少しずつ楽しくいきていけるように
なれるのです。

とても読んでよかったです。

noteを書いていたら
夜が空けてきました。

いつだって夜明け前が一番暗くなります。
それでも夜は必ず空けます。

生きずらさを感じると
周囲の無慈悲な言葉で
「自分があるいんだ」と自分を責めてしまいます。
一種の視野狭窄(しやきょうさく)です。

人生は思い通りには
いかないけれど、
光だってある。
ささやかで特別な、
現代(いま)を生きる私たちの
全く新しい物語。
「知ってる?
夜明けの直前が、
一番暗いって」

夜明けの全て、瀬尾まいこ著
カバーの帯から

私も全くそう思います。
そろそろ日が昇るので
散歩に行きたいと思います。
またささやかな一日が始まりますね。

良い一日になりますように・・・。

おわり

i_am_i_am_iさん素敵なPhotoありがとうございます。

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