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「〇〇を変える」と支援がうまくいくことがある【『空気』を変えてみる編】

お会いできて光栄です 
けんです✌

今日は「〇〇を変える」と支援がうまくいくことがあると題して、『空気』を変えてみるという方法について書いていきます

「支援」と「気持ち」の板挟みになってしまう

例えば、大量に汗をかく運動プログラムの後、着替えを勧めたけれど「着替えをしない」という返事が返ってきた

というケースがあったとします✏

このまま放っておくわけにはいかないけど、
無理強いするわけにもいかない

現場では「支援として実施したいこと」と「ご利用者さんの気持ち」の違いに板挟みになって、悩んでしまうことがあります

私、「板挟みで悩む選手権」があったら優勝候補です😊

思い切って『空気』を変えてみる

とはいえ、このままではご利用者さんが風邪をひいてしまう恐れがあったり、衛生面でも好ましくないため着替えてほしい🧺

こういう時は次のような方法で『空気』を変えるようにしています

①別な支援者が声をかけてみる

これが一番効果的な場合が多いです

決して支援技術の優劣ではなく(←ここは本当に大切
声をかける人が変わるだけで、着替えることに気持ちが切り替わる場合があります

特定の支援者の声しか届かなくなることは極力避けたいので、
受け持ちを固定せず
「今日は〇〇さんにお願いしよう」という感じで、
サラッと交代をお願いしています

現場の職員さんだけでなく、
ごく稀にですが事務員さんにお願いすることもあります😊

②1分くらい待ってみる

僅かな時間と思われるかもしれませんが、
この1分くらいで状況が大きく変わることがあります

気持ちの切り替えに要する時間は人それぞれだと思いますが、あまり長時間になるとご利用者さんの中で「次の活動」が始まってしまう場合があるので、微調整しながら声掛けをしています🌈

③「トイレ」をはさんでみる

かなりピンポイントな作戦ですが、
「先にトイレ行きますか?」
と声をかけ、終わったタイミングで
「着替えましょうか?」
と声をかけると、スムーズに着替えることができるケースがあります👕

トイレが気持ちの切り替えスポットになっているご利用者さんが数名いるので、急を要する場合は別にして、これも空気を変える選択肢としては有効だと考えています


職員さんの「働きやすさ」もご利用者さんの「過ごしやすさ」も大事にしたいので、1人で抱え込まずに協力しあえる雰囲気を作るためにはどうしたらいいか、考えながら現場に出ています✌

それでは今日はこの辺で

ありがとうございました
また会う日まで😆

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