【福祉note】『たかさんと私』#24 いざ! リハビリ室へ! ・前編
化膿性膝関節炎の治療で、膝にチューブを取り付けているたかさんでしたが、いよいよチューブを抜くときがやってきました。
主治医の先生が、病室で処置してくれたので、私も立ち会いました。
自分の事ではないとわかっていても緊張してしまい、自分の体じゃないと思っていても膝が痛くなる…でも、見てしまう…。っていうか、抜く瞬間小さな声で「痛っ」って言っちゃったし。
そんな私と違い、たかさんはチューブを抜く瞬間、少し体をこわばらせる様子が見られたものの、終始落ち着いていました。
その目は、
「へいブラザー、お前がオロオロしてどうするんだ」
と語ってくれているようでした。
処置した日から、セガワ先生が簡単なリハビリに来てくれるようになりました。足の簡単な曲げ伸ばしなど、歩行訓練に向けた準備が本格的に始まった瞬間です。
当時の介護記録にも、セガワ先生の言葉として、
「リハビリ的には材料は揃っています。後は主治医のゴーサイン待ちです。」
とメモしてありました。
そしてついに、たかさんがリハビリを再開する日がやってきました。
午後一番で、セガワ先生が迎えに来てくれて、
いざ! リハビリ室へ!
久しぶりのリハビリ室。たかさんの底力についてお話していきましょう。
たかさんと私が奏でる【福祉の音】はまだまだ続きます。
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