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掃除していたら出てきたボタンを、どんな支援に活用できるか考えてみた【前編】

お会いできて光栄です 
けんです😀

今日は、職場の2階にある物置を片付けていたら発見したボタンを「どんな支援に活用できるか」考えたときのことを書いてみます✏

と、その前に⛔
「自立課題」という専門用語を知っておくと、この記事をもっとわかりやすく読んでもらえると思うので、おさえておきます

自立課題とは

ざっくりいうと、最初から最後まで「自分で取り組んで自分で完成することができる」ように工夫された活動のことです

工夫の内容は、活動する人によって詳細にカスタマイズされるので一旦省略しますが、自立課題の最大の目的は「ひとりでできた」という達成感をもってもらうことです💡

・ブロックを色わけする
・貯金箱にコインを入れる
・ビーズを数えて袋に入れる など
「ひとりでできた」という達成感が積み重なることで、「もっとやってみたい」と思えたり、日常生活に役立つスキルが身につくなど、良い循環が生まれるのが魅力です😊

どんな支援に使えるか考えるのが最高に楽しい

ボタンを数えてみたら50個ありました
色は全部で8色、各色の個数はバラバラです

これを何に使うか考えるのが、面白くて仕方がありません✌

①【生涯学習講座・算数】一番多い(少ない)のはどれ?

真っ先に思いついたのが、算数の講座で使うことでした

各色の個数がバラバラなことを活かし、
「一番多い(少ない)のはどれ?」
という問題から、数を数えたり比べたりする学習に繋げていくと面白いかなと考えました

②【生涯学習講座・算数】足して10になる組み合わせはどれ?

こちらも算数の講座でのアイデアです

足して10になる組み合わせを探してもらう、
という内容です😊

問い自体はシンプルですが、組み合わせを考えるためには全てのボタンを数える必要があるので、答えに至るまでのプロセスを丁寧に学ぶことができるかなと考えました

③【自立課題】ボタンの色分け

8色あるので、色分けの自立課題に使えるかもしれないなと考えました💡

必要に応じて
・色の見本や完成図を用意する
・カップに個数や色を書いておく
・ボタンには裏表があることをわかるように伝える など、
取り組むご利用者さんをイメージしながら考えると想像がはかどります😀


アイデア次第で、ボタンも立派な支援ツールになります🤩

その他のアイデアは、明日の後編でまとめてみますのでお楽しみに🎉

それでは今日はこの辺で

ありがとうございました
また会う日まで👋

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