わかってほしい現場のジレンマ
生活介護事業所で、生活支援員として働いていると、ほぼ毎日「予想外の出来事」に遭遇します😀
ほっこりと心が和むものから、思わず大笑いしてしまうもの、油断していると大怪我につながってしまう恐れのあるものまで様々です
今回は、ご利用者さんの感情が大きく昂ってしまい、自分でもコントロールできなくなってしまった時のことを書いてみます
窓を締め切った状態でも外に聞こえるほどの大きな声を出しながら、床がきしむほどの力で踏み込みながら走り回ってしまいます
大部屋での出来事だったため、そのご利用者さんのケアと、周囲にいるご利用者さんのケアを同時に行います。
支援者としては
「周囲のご利用者さんへの影響を考えると、できるだけ早く感情の昂ぶりを抑えられるようなアプローチをしたい」
という心理が働きます
それともう1つ
「昂った感情がピークの時に声をかけても、かえって状況が悪化してしまう」
という対人援助技術が頭をよぎります
まさに「わかってほしい現場のジレンマ」
最適解はその都度違いますが、この相反する2つの心理の間で、毎回もやもやしてしまいます
「マスター、向こうにいるじゃんけん弱そうな顔した客に一杯」くらいの軽いノリでサポートしてもらえたら嬉しいです🌈「福祉の本を買う(知的に充実)」「シュークリームを買う(精神的に充実)」など、より良い記事を書くために使わせていただきます🍀