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茶道の世界

キッチンの上の戸棚を片付けていると奥から茶道の道具が出てきた。
といっても小学4年生ぐらいに少し習ったことがあってそれっきりやったことはない。
ただ母が残したものを持って来ただけだ。
眺めていると幼い頃の記憶がうっすらと蘇り、無言で所作を間違えないように緊張していた自分の姿が見えてくる。
美味しい御茶菓子が食べたいからという不純な動機で母に頼んで習わせてもらったのに行くのが面倒になりすぐに辞めるという…。子供あるある。
習っている時は日常と違う空間の侘び寂びがとても好きだった。子供の私でも少し感じていたのだ。



三千家

三千家を図で表してみた。


YouTubeで茶道を検索したら結構あった。

裏千家が多い。
私はなんだったっけ?
ふくささばきは何故か覚えていたけど音を鳴らしてないな…。
表千家を見つけたのでみてみたら。。。

鳴らしてる!
私は表千家だったんだ。

だからといって何をどうするわけでも無い。

流派に関係なく、ただテーブルに道具を並べてお抹茶を頂く時間を作ろうと思った。
侘び寂びを感じる時間。。。

侘び寂びとは…

侘び→つつましく質素なものにこそ
   趣があると感じ、寂びの美し
   さを見出す心。

寂び→時間の経過によって表れる
   多様で独特な美しさ。

両者は表裏一体の価値観だからこそ
よくセットで語られるのだそう。


日本文化特有の美意識や感覚


〈見つけたYouTube〉

表千家と裏千家でたてた泡の感じが違うと初めて知った。
味も違うらしい。


気軽に楽しもう。

私が使っていた帛紗鋏の一式は無くなっていた。阪神淡路大震災の時被災した両親が土に被ってしまった物は処分してしまったから、きっとその中にあったんだろう。

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