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期待される?

ども。

8月22日、学校が始まりました。はえーよ。
9月になるまでは1時までの授業だけど、午後からは体育祭の練習をするので帰る時間はいつもと一緒。むしろ遅くなることもある。きちぃ。ただ、全てが嫌という訳ではない。自分は1500m走の選手に選ばれた。3学年の選手全員で走るので優勝はキツいけど、春の時点では1年生240人中2位だったのでなんとか上位を狙いたい。しかも、1位だったヤツは100mの選手になった。これはチャンス。1500m走は3学年全体で走るので、1年生で優勝争いをしたら女子にキャーキャー言われないかとあわよくば思っている。というか、そのために走る。

昔からそうだった。小中学校のときは持久走やシャトルランはずっと学年1位だった。みんなに、特に女子に直接カッコいいと実際に言ってもらえるのが、これらのときくらいだった。友達はみんな長距離走が嫌で仕方なかったけど、自分はめちゃくちゃ楽しみだった。この現象は小学校低学年くらいのころから起こっていたので、自分の承認欲求が大きくなるきっかけになっていたのだろうと、今考えると改めて思う。

「誰かがいるから頑張れる」
「誰かのために頑張れる」

キレイな言葉はあまり好きじゃないけど、この言葉は自分の真理をついていると思う。自分にとって、他人の力は本当に強い。期待をしてくれている人が少しでもいれば、その人を少しでも幸せにできるようにしたい。

ただ、最近は期待されることがほとんど無くなった。周りが優秀過ぎるからだ。その事実を突きつけられる。勉強はもちろんだが、部活のサッカーで期待されなくなってるのが地味にキツい。小中とレギュラーでずっと出場していて、中学のときには県大会を勝ち抜いて九地域大会(東京でいう関東大会)にも出場した。自分はテクニックが本当に無かったけど(今も)試合が終わるまで一生懸命声を出してみんなを盛り上げていた。ちなみにセンターバック。そのおかげでデイフェンスラインの統率とコーチングについては褒めてもらうことが多かった。しかし、高校に入ると全く声が出せなくなってしまった。周りの人は本当にサッカーが上手い。所属しているサッカー部はそこそこ強くて2、3年前のインハイでは決勝までいった。自分がそこでやっていくには圧倒的にテクニックが足りなかった。そんなヤツが声を出していたらうるさいと思われないだろうか、ウザいと思われないだろうか、と勝手に意識してしまう。原因はそれだと思っている。情けない話だ。自分から声を出すことを抜くと何も無くなってしまうことは分かっているのに。

部活の最初のほう、可愛がってくれた先輩はあまり話しかけられなくなった。たぶん、調子に乗って生意気な態度を先輩にとっていたからだろう。それは少しでも仲良くなりたかったから。距離の縮め方をミスった。その先輩には失礼なことをして本当に申し訳ないと思っている。

春休みから部活に参加して、部活は真面目に取り組んでいたほうだと思う。けど、初めてキーパーコーチに会ったとき、挨拶ができなかった。自分にとって初対面ではよくあることだ。それから、たぶんそのコーチにはあまり良く思われていない。練習試合中にベンチで声を出していると冷たい声で、うるせぇと言われた。結構響いた。仕方ない。挨拶ができなかったのだから。そういうことをすごく大事にする人だった。あーあ。もう期待されないじゃん。

全部ミスった、高校生活。スタートダッシュは最悪。誰かに依存し続ける自分は、今どうすればこれらの人と関係を修復できるかわからない。見栄を張ってちゃダメなんだな。

高橋優「プライド」

-誰にも期待されてないくらいがちょうどいいのさ-



………………   何も言えねぇ。
でも辛いときにこの曲を聞くと自然と泣いてしまう。メジャー2見てました。

プライドってあったほうがいいのかな。自分にはそう呼べるものがまだない。自分を大切にできたらいいな。


現在8月30日、この記事を書き始めてから1週間経ちました。こんな感じでゆっくりやっていきます。


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