見出し画像

仕事初めに。職場に嫌な人がいても健やかに仕事をするために考えたこと

仕事初め。
既に気分が落ち気味だったり、
澱みを感じるのは職場にいるあの人のせい? 
そんな負のエネルギーから解放されたときのことを書きます。


寒さもますます厳しくなり早くも春が待ち遠しい。

桜の花の開花を待ちわびて蕾膨らむ桜の枝を見上げた経験のある方も多いと思う。
実は桜の葉っぱは見向きもされないけどさりげなく秋に散っていた。

🌸

かつて、職場にどうしても好きになれない人がいた。その人はいい人を装ってラクして他の人の成果に便乗しているように見えた。

同僚とグチを言って、自分達は正しいんだ、私の嫌悪感は異常じゃないんだと言い聞かせた。心の中で、人を嫌う自分を受け入れ難い気持ちもあった。自分は人を嫌うような人になりたくなかった。矛盾で健全さを損ねていた気がする。

その時の仕事はある程度満足した感があって(飽きただけかも知れない)、私は違う仕事をしてみることにした。よく言えば次のチャンスを掴んだ、悪く言えば逃げた。事実としては単純に、新しいポジションに移った。

だんだんと、健全に、ヘルシーに働き始めることができた。それはなぜか?嫌な人から離れたからではなかった。

悔しくて認めたくなかっただけで、私はその人がうらやましかったのだ。

周りにこれやってよと言えること、一緒にやった感を作り出せること、誰に聞いてもあの人はいい人だよねと言われること、飽きずに一つの仕事を続けられること。

うらやましく思っていたと認めたらその人のことを嫌いだと思っていた自分を許せた。

そして、私も見習いたいと思えることを実践できるようになった。囚われから解放されて、私はより自由になったようだ。

普通、嫌な人がいるとき、嫌な人の中に理由を探る。

あの人は言わないと何もしてくれない、自分勝手だ、裏で手を回して小賢しい、など。

代わりに自分の心に聞いてみるのはどうだろう?

嫌な人の何に、自分が反応するのか?
嫉妬心?劣等感?孤立感?
認めたくない本当の自分の気持ちが隠れているかもしれない。

何もできなくても、聞いてあげるだけで心は動き出す。

🌸

自分の花を咲かせるとき、その前には寒くて辛い冬の時期があるかもしれない。やっと花が咲いたと思っても、きっとまた冬の時期はやってくる。ならば葉を落として地道に花を咲かせる準備をしたらいいと思った。

人も、いつも満開、いつも青々した新緑の姿ではいられない。無になった時、新たな気づきが更に美しい花を咲かせてくれることもあるかもしれない。

そう考えたら、職場にいる好きになれない人が違う意味を持ってくるかもしれない。

🌸🌸
注意 心身の健康を崩されそうなときは通報し一目散に逃げましょう

この記事が参加している募集

#仕事について話そう

110,645件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?