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『陸上自衛隊の対艦戦闘』

私自身は素人ではあるが、本稿はリトラル・コンバット・モデルを用いて陸上自衛隊の地対艦ミサイル部隊は敵艦隊に対する効果的な交戦手段となり得るのか?と言う疑問に示唆を与える事を目的としている。 陸上自衛隊の地対艦ミサイル連隊は、主に本部管理中隊と4個の射撃中隊から構成され、各中隊に発射機、弾薬運搬装填車、射撃統制装置、各4両が配置されている、 本部管理中隊に、捜索・評定レーダーと中継装置が12基、指揮統制装置1基が配置され1個射撃中隊で24発(=6発×4両)、1個連隊で96発の

    • 日米もし戦わば…オレンジ計画と漸減邀撃作戦

      自分なりに対米戦争でアメリカがオレンジ計画を発動し日本が漸減邀撃作戦を選択した世界線の戦いをシミュレーションしてみた、 まだまだ細かい理論や計算などはもちろん多くの点で穴だらけではありますが架空戦記のを読むような気持ちでどうぞ。 A-1aプラン(対米戦争計画) 一、本計画は米国のみと開戦した場合を想定したる戦争計画(及び図上演習)なり。 二、米英は可分なるや不可分なるや。 不可分なり、以て国際情勢を鑑みれば戦争相手を米のみ或は英のみに限定すること不可能の如し。 三、故に

      • 『廃艦所要弾数算出表』(戦艦の部)

        自艦の主砲の砲弾重量20発分で廃艦と判定する廃艦所要弾数と言うものに興味を持ち各国戦艦のそれを計算した。 これを用いれば概ね各艦の廃艦所要弾数が導き出せると思う。 『米海軍』 ノースカロライナ級戦艦1225Kg×20=24,500kg サウスダコタ級戦艦1225Kg×20=24,500kg アイオワ級戦艦1225Kg×20=24,500kg ネバダ級戦艦680.4kg×20=13,608kg ニューヨーク級戦艦635kg×20=12,700kg ペンシルベニア級戦

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