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好きなことをとことん

昨日放送された「博士ちゃん」を見て、なんだかもう涙が止まらなかった。
昨日登場した博士ちゃんは、巨大船博士ちゃんの中村一朗太君、小学校6年生。

彼の膨大な知識は、根底に「好き」があるから。
その「好き」っていう気持ちが溢れ出ていて、また、船や、そこで働く人たちへの愛やリスペクトに満ちていて、心打たれてしまった。
船長さんの彼を見守る姿も、静かなんだけど熱くて。

膨大な知識は、地層のように積み重なり、スイッチが入ると泉のごとく湧き出て、嬉々として私たちに説明してくれる。
説明してくれているというのもあるけど、話しながら自分で納得したり、頭を整理している感じなのかな。

そして、そのスイッチの数の多いこと!
一つのスイッチが入ると、すぐに次のスイッチが入り、それが止まらなくなる。知識を得て、実際に触れて納得して、また疑問が湧いて、また知識を得て、、の無限ループ。
好きなものの海で自由に泳いでる感じが幸せそうだった。

ご家族や身近な方など、きっと良き理解者が周りにいるんだろうな。
特にそう思ったのは、彼のこの言葉を聞いて。
彼がサンドウィッチマンの富澤の話を遮って話したシーンで、
富澤「ボケ終わってから話に入ってきて(笑)」
一朗太君「お話を切るのが僕の得意分野ですから(笑)」

自分の特性を客観視していて、それをポジティブに捉えていた。
きっと周りの人が温かく見守って、肯定してくれる中で育ったんだろうな。

いろんな人がいて、みんながみんな肯定してくれるわけではないし、
排除してこようとする人もいる。
でも好きがあるって強いよね。それは奪えないものだから。
その宝物をたくさん集めて大きくなってほしいな。

船の設計者になる、という夢、叶うといいね!
そう思いながら、涙がポロポロ止まらなかった。


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