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2024年6月10日_区民環境委員会

本日の議題は4つ


1玉川上水旧水路緑道再整備 の進捗報告
2西参道の工事について
3宅地造成および盛り土規制の運用について
4北側自由通路の整備について
5町会観劇会について

今回は傍聴者も多かった議題1と、私の中で衝撃の2の議題について特に紹介していきます。

この日の委員会の音声を情報公開にて入手予定です。入手出来たら、振り返りながら情報を再度更新します。

区役所報告内容

1玉川上水旧水路緑道の整備工事について説明がありました。

主な整備内容は、笹塚緑道では
・高木(新植)8本
・遠路舗装410㎡
・ベンチ4基
・車止め6基

大山緑道では
・高木植栽4本
・遠路舗装170㎡
・車止め5基

桑水流の指摘

・テラゾーの舗装は私からしても区民のかたからしても、「なぜテラゾである必要があるのか?」という疑問に区は答えれていない。
・例えば、大理石で緑道を整備する。デザイン性がいい。耐久性もある。でも100億かかる、と言われたら、大理石でなくてもいいと思うだろう、テラゾも同じ。テラゾが、ほかの舗装より、優れているというならば、しっかりと数値をもってして、示すべきである。区民の方からはテラゾの懸念で
デザイン・透水性・根(樹木への影響)・射熱性などで不安の声がある。
透水性は、どうなのか?テラゾの具体的なスペックとともに説明を。


テラゾのサイズ、スペックなどが説明されたのち
・透水性はテラゾにはない。目地で、水が流れる、勾配をつけて、水が樹木にながれることを想定、と回答が。
デザインで、樹木との兼ね合いなどから、テラゾが選択されたことが繰り返し説明されます。

桑水流の指摘
・テラゾも、透水性のあるテラゾだって存在するのに、そういう検討はなされなかったのか?
今回、テラゾも、既製品のテラゾではなく、オリジナルのテラゾにして費用がかさんでいる。既製品を検討しなかったのはなぜか?

区の回答
・デザイン で オリジナルで  という定型の回答がされる

別の委員からの指摘
・テラゾ舗装で1㎡あたりひようはどのくらいかかるのか?

区の回答
・10万以上(細かい数値は、記録を確認して記載しなおします)

委員会
・高すぎるだろ、10倍?金額の妥当性など示せないのはおかしい!などの意見・声が上がる

桑水流の指摘
ベンチについて聞きます。これはまるでトイレプロジェクトにそっくり。
デザイン優先して、実用性を無視したら、使い勝手の悪いものが高額な区税でつくられようとしている。トイレプロジェクトはデザイナーが作ったため、改修も版権でできない。今回のベンチは、そういったデザインの権利はどうなるのか?不便だという声が上がったら区は改修できるのか?

区の回答
・改修できる

桑水流の指摘
そもそも、この半円のベンチを、テラゾで作る必要性は全くない。
テラゾが仮に、舗装に向いていたとしても、椅子・ベンチにむいいているとは言えないのでは。オリジナルのベンチを作るから、高額だ、と言われたとき、防災や防犯に資するかまどベンチのような機能があるだとか、そういう何か実用性があるから高いと説明されたら納得もできたかもしれないが、
ただ、デザインをうよくするために、実用性よりもデザイン重視なのはおかそい。道とベンチの一体感、といyなら、4基あるうちの1こだけや、ベンチの部分だけをテラゾにして、一体感のある、もっとコストを下げたベンチも作れたのではないか。

桑水流そのほかの指摘

・車止めの計上はどんなものか?可動式か?恵比寿など、ほかの地域で
車止めが邪魔で車いすの方やベビーカーの方の通行にご不便が生じている。
車止めは稼働式でバリアフリーにも配慮されているか?


バリアフリーに配慮している、可動式の車止めである。

この議論は1時間以上、していたので、ほかの委員からの様々な指摘もありましたが、私がつっこんだ内容を中心にご紹介しました。
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緑道再整備の私の感想
・オリジナルテラゾー舗装することによって1㎡で10万以上のコストをかけて舗装し、その理由が、平坦性・デザイン性というのはあまりにも横暴すぎる。テラゾ以外にも平坦にできる舗装材はあるし、テラゾもオリジナルではなく、既製品で実用性の高い商品もある中、そういったものは検討せずにオリジナルの高額のテラゾだけ採用する!ご理解を!というのはおかしい。


次、西参道の整備について

令和6年度の工事規模などの説明がありました。
・180m
・植栽整備 (植栽面積510㎡)

桑水流の指摘

・高架下の植栽は枯れたと聞いているが、そもそも、
どのくらい植えていたのか?枯れた原因は何か?


・300株 
・枯れた原因は、日照(高架下だから)、水、酷暑 と説明されました

桑水流指摘
・300株は全滅したのか?日照はそもそも、植える場所からしてその時点で樹種など検討されるべきだったのではないか、今回だけこんななのか、渋谷区での樹種選定には問題があるのではないか。


300株は全滅した。今後は、日陰に強く、水は全自動の水の装置を付けて対応する

他の委員からも、区で、そのようなリソースがあるのか?次は失敗しないといえるのか?などの指摘がありました。

衝撃はまだまだ続きます。

桑水流指摘
西参道の道路の舗装は㎡あたりいくらなのか?また舗装はどうやっているか?

区 
昼の工事の場合で、㎡で1万6000円ほど。ブロック舗装。

あらためて、緑道のテラゾ舗装がどれだけ、異常な高額品であり、
道路舗装にはむかないか、、、、おわかりいただけましたでしょうか。

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