仏秋(ふつ しゅう)

趣味、映画、読書、文章書くこと/普段は心理をまなぶ学生/読んでくれたら小躍りします。

仏秋(ふつ しゅう)

趣味、映画、読書、文章書くこと/普段は心理をまなぶ学生/読んでくれたら小躍りします。

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まずはこんにちは、仏 秋(ふつ しゅう)です。映画についてと、小説とエッセイをこれから書きます。

 どうも初めまして、仏秋(ふつ しゅう)です、どうぞよろしく。  ノートを初めて書きます。自己紹介とこれからしたい事、書くにあたってのルールを決めておいて、次からわたしのノートを見る方は見方の参考にしておいてもらうと、わかりやすいと思って、書いておこうと思います。  改めて、仏 修(ふつ しゅう)です。名前はもちろんペンネームです。仏と入っていますから、なんか仏教系の思想に影響受けているのかしら?と思う方もいるかもしれません。それは、皆さん賢すぎます。個人的にフランス文学が

    • 晩秋

       季節の訪れは街中の黄色と匂いが教えてくれる。金木犀は明るい黄色ではなく、甘い人を引き付ける匂いによって歩みを惑わせ、銀杏は匂いによって道行く人を遠ざけ、味によって美食家を引き寄せる。ただ、銀杏が大量に落とす葉が晩秋を教え、大人を掃除に追い立て、記憶の記号になる。  わたしの世界だと確信できる場所は通信できず、誰もいない景色に一つ一つの記憶が湧きあがって、静かに自分以外が私の中から消え孤独を知る。秋の空気は澄み、夏の柔らかい気持ちを包む空は人々が互いに抱き合える場所を空けるよ

      • 噂の出どころ

         わたしは長いこと先生に目立たないようにしている。  私の家には父の格言ある。目立つときは意味もなく目立つな。いい子だとか、クラスで成績がいいくらいで目立ってはダメ。はみ出すなら大きくはみ出せ、出ないと悪意がケツに食いついて、人の一番うまいとこを持って行ってしまう。と、言っていたのを思い出す。それは嘘ではないと思う。ただかわいいだけ、勉強ができるだけで、その人の大切なやわらかく、壊れやすい時間を奪っていってしまうのを何度も見てきた。  父の教えを守ったので、わたしの時間を守っ

        • 作品に接することについて、木下晋に触れて

           ごきげんよう、仏秋(ふつ しゅう)です。  予定では今回ゴットファーザーパートⅠの二回目を書く回なのですが次に延期して、最近感じたことについてまとめておきたいのです。これを読んでくださる方にも、これから書くことについて考えてもらえば書いた手間が浮かばれます。  さて、前回まで計四本のnoteを上げておきましたが、読んでくださった方々、本当にありがとうございます。駄文につき誤字脱字がございましたら、本当に申し訳ございません。今でも、読み返して修正を加えております。あほです。

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        まずはこんにちは、仏 秋(ふつ しゅう)です。映画についてと、小説とエッセイをこれから書きます。

          話し合うことを求めあうこと

           今日父は死んだ、連絡が来たのだ。慌てることはない。ただ、死んだだけだ。  照りつける陽光はアパートの壁を焼き、三階の部屋を暖め続けた。空は全く陰影による趣も、グラデーションによるうつろいも感じさせないくらい青く、グラフィックボードで映すにはすぐに白飛びしてしまうような色合いだった。風は生を満喫し、焼けただれてしまいそうな光さえもその成長に変えた緑も、鼻の奥にすっと入ってくる。それは成長の限界を知らず、「今の私、いつも限界なの。」と、叫び跳躍するのだ。   「今日、父が亡くな

          話し合うことを求めあうこと

          個性を知ることについて

           ごきげんよう。仏秋(ふつ しゅう)です。  初めてのエッセイです。noteを始めたばかりなので、書き出しにまごついております。しかし、エッセイは前回のレビューより幾分かお気楽なものです。なので、お気楽にご機嫌にエッセイは書ければいいかなと思っています。    ただ、エッセイは難しいですね。書くのに必要なラインを自分で決めなくてはいけないし、おかしみとまじめさを混ぜてユーモア度を上げないといけない。それに、エッセイの名手をあげればきりがないですよ。向田邦子、さくらももこ、むら

          個性を知ることについて

          ゴットファーザーのレビューとレビューについて。

           どうも、仏秋です。  予告した通りゴットファーザーですね。予告したからって、わたし見たこともないよ。と、思っている人もいることでしょう。当然です。映像芸術の歴史はせいぜい150年くらいで、原作は1969年の出版、劇場公開は1972年の公開ですから、知らない人が多いのも当たり前ですね。成人式を終えた方でも、生まれた時に公開された映画、流行っていた音楽や小説なんか多くは知らないですよね。それがさらにずっと前ですから、それを知らないで怒る人なんていませんよね。わかります。  そ

          ゴットファーザーのレビューとレビューについて。