マガジンのカバー画像

眼についた論文達

12
日々の最新文献チェックで眼についたもの達
運営しているクリエイター

記事一覧

後天性血友病Aのリスクとなる薬剤

後天性血友病A(Acquired hemophilia A: AHA)は第VIII因子に対するインヒビターにより凝固が阻…

K. Takagishi
4週間前
5

手関節の米粒腱鞘滑膜炎

数カ月〜1年の経過で片側手関節の腫脹を認めた高齢男性の症例. MRI, エコーにて腱鞘に沿った高…

K. Takagishi
1か月前
3

体重減少と悪性腫瘍のリスク

体重減少は内科外来でそれなりによく診る主訴の1つであるが, その重要な鑑別に悪性腫瘍がある.…

K. Takagishi
3か月前
17

IgG4関連疾患におけるステロイドの減量

IgG4関連疾患は診療頻度が高い疾患で, 耳下腺など唾液腺炎や涙腺炎, 自己免疫性膵炎, 胆管炎, …

K. Takagishi
3か月前
12

高リスクTIA, 軽症脳梗塞に対するDAPT

TIAや軽症脳梗塞では早期の抗血小板療法の開始が再発予防に重要である. ここ数年, 早期のDAPT…

K. Takagishi
4か月前
10

足・足関節痛への対応(JAMA reviewより)

以前膝関節痛への対応のReviewがJAMAに載った. 参考(https://note.com/calm_hornet327/n/ne957

K. Takagishi
4か月前
8

Subclinical Afへの抗凝固療法

■ 埋め込み型デバイスや, 経皮型デバイスにより検出されたAf症例をAHREs(atrial high-rate episodes)またはSubclinical Af(無症候性のAf)と呼ぶ. ■ AHREsにおける血栓症リスクは, いくつかのCohortの結果から, 症候性Afよりも低いと考えられている. □ AHREsに対する抗凝固療法の適応は定まったものはないが, 24h以上持続するような症例や, Strokeのリスクがある症例では抗凝固療法を推奨する意見がある. N

特発性炎症性筋症における悪性腫瘍リスクとスクリーニングの推奨

■ 皮膚筋炎の15-32%,多発性筋炎の9-15%に悪性腫瘍が合併する〔N Engl J Med. 1992 Feb 6;3…

K. Takagishi
6か月前
9

敗血症性ショックに対するβ遮断薬

今回, JAMAよりSTRESS-Lが発表され, 敗血症性ショック+頻脈に対するランジオロールの投与は臓…

K. Takagishi
6か月前
8

膝関節痛への対応(JAMA reviewより)

一般内科外来や, リウマチ膠原病外来をしていると, 膝痛の訴えを聞かない日はない. どこかで…

K. Takagishi
6か月前
16

重症ASにおける腸管血管異形成の頻度と治療後の変化

N Engl J Med. 2023 Oct 19;389(16):1530-1532. Gastrointestinal Angiodysplasia before and…

K. Takagishi
6か月前
2

妊娠中の鎮痛薬の選択

妊婦に使用する鎮痛薬は基本的にアセトアミノフェンが選択されることが多いが, 他の選択肢とし…

K. Takagishi
6か月前
27