ギターをこれから始めたい人へ!4
アコースティックギターを始めたいと思っているあなた!
迷っているなら、やってみるべきです!
前回公開させていただいた、ギターを始める際の3つの壁について、残りの1つをご紹介します。
❶ギターをどう学べばいいか分からない
❷自宅でギターを弾ける環境がない
❸どのギターを購入したらいいのか分からない、値段について
3つ目の【どのギターを購入したらいいのか分からない、値段について】ですが…
2つ目の壁で記載したように、自宅での環境上で大きな音が出せなかったり、あまり置き場所をとれないなどの悩みを抱えている方に関しては、サイレントギターをおすすめしています。
今回は、環境の問題がないという程で、初心者の方向けのアコースティックギターの選び方や、そもそもこれから始めるという段階でギターを購入してもいいのかといったところからお話ししていきます。
まずはじめに、世の中のギターを弾いている人達の始めるきっかけや最初のギターの手に入れた方法などは様々かと思いますが、私自身の経験からすると、ズバリ!
【最初は、借り物や貰い物・中古の安いギターがいい】です!
いろいろな意見があるかと思いますが、なぜ最初のうちは安いギターでいいという結論に至ったのかをご説明します。
私も最初のうちは、友人の親の使っていたギターを貰い、まったくお金をかけずにギターの練習に明け暮れていました。
正直なところ、ギターの「ギ」の字も知らなかった私なので、貰ったギターが高いのか安いのかもまったく分からずに使っていました…
自宅での最初の練習は、ネットで調べて最初に上がってきた【Cコード】と【Gコード】でした。
その時は、ギターを弾けるようになりたい一心で、朝も夜も無我夢中で2つのコードだけを交互に押さえて体に覚えさせるという地味な練習をしていました(笑)
1週間の練習の末、なんとか【Cコード】と【Gコード】を押さえて弾いたときに音が出せるレベルまでになりました。
そこで、ギターを教えて頂いている師匠のお家へお邪魔し、練習の成果を披露したところ、「音がまるで出ていない。というかギターが悪い可能性もある。」と言われました。
貰い物のギターを見てもらった結果、アコギのフレット部分がすり減りすぎて弦をしっかり押さえられていてもこれでは音が出ないという見解でした(笑)
試しに、師匠のギターを借りて、唯一の武器である【Cコード】と【Gコード】をジャラン♪と弾いてみると、貰い物のギターでは奏でたことのない煌びやかな音が鳴り響き、今でもその感動を忘れられません!
さすがに今のギターでは弦を押さえる練習にはなるが、音が合っているのか分からなかったり、押さえづらく変なクセがついても嫌だと思い、その次の日からさっそく東京へ出向きアコギショップ巡りをしました。
いろいろな高そうなギターが並ぶ中で、ギターの知識がない私は、値段と見た目だけを重視して見て廻りました。正直なところ、実際に弾いてみて音の感じと、ギターの握り心地は試したかったのですが、試奏しようにもまったく弾けない私には店員さんに声を掛ける勇気がなかったです(笑)
ですが、あまりにもグルグル店内を見て廻っていたので店員さんに声を掛けられ、さすがに自分で試奏をする勇気は出なかったので、店員さんに弾いてもらうことになりました。
ここぞとばかりにいろんなギターを弾いてもらい、音とそれぞれのギターの特徴を聞いて、それなりに値段は張りましたが国産の【Takamine】というメーカーのエレアコ(エレクトリックアコースティックギター)を購入しました。
大切に自宅へ持ち帰りさっそく弾いてみることに!
まず、チューニングをしただけで音の違いがすさまじく、興奮が止まりませんでした(笑)
初めて買ったギターということもあり、愛着が湧き、毎日のように暇な時間を見つけてはギターの練習に明け暮れていました。
それから半年程経ち、毎日毎日練習をしていたので、簡単なコードの曲であればそれなりに弾けるくらいまでレベルアップしました!
軽くギターを弾けるようになってきた辺りから、私のギター欲が暴走し始めました!(笑)
ギターを初めて半年…
ギターを買って半年…
少しかじったくらいの技量で、別のアコギ が欲しいと強く思ってしまったのです…
本格的にギターを練習すると決めてから、東京でいろいろなギターを見て廻り、自分でこれだ!と決断し購入したTakamineでしたが、
やはり無知な状態でほとんど見た目だけで選んだギターであった為、音の鳴りと握った時のしっくり感に違和感を覚え、他のギターが欲しくなりました。(Takamineも間違いなく良いギターです)
実際に、その後お金を貯めて、別の自分の弾きやすい体に合ったアコギ を購入することになりました(笑)
今では、ギターを始めた時からいづれ絶対に買ってやるぞ!と決めていた【Martin】を購入し、人生の相棒のように毎日触れています(笑)
というように、
完全に私の経験論にはなりますが、
無知な状態で買う高いギターほどもったいない物はないと思っています!
自分の好きな音で、自分の体に合ったギターを選ぶには初心者の方にはかなり難しいです。
というより、ほぼ無理です!
最初のうちに高いギターを買って、やらざるを得ない状況を作れば絶対に辞めない!という意見が多いかと思いますが、どれだけ高いギターを買おうが、やりたくないと思った人は間違いなく辞めます。
ギターといっても、値段は数千円〜数十万円と様々ですが、初めから新品の少し高めのギターを購入するのではなく、人から貰えるのであればラッキーですし、ギターショップなどで自分の予算と相談しながら、店員さんに安くて弾きやすいギターを聞いてみて実際に触れて購入するのもいいかもしれません。
モノにもよりますが、中古の国産アコギだと2〜3万円ほどで初心者には十分すぎるギターが手に入ると思います。
そして、ギターを始める時に必ず聞くことになる名前ですが、【Gibson】や【Martin】といった最上位メーカーですね。
最初の頃は、何も知らない状態でとりあえず質の良いギターという情報だけでどちらかが欲しいと思っていました。
実際にMartinのアコギを購入しているのですが、最上位ということもあり文句のつけどころは見当たりませんが、値段は飛び抜けています。
ですが、最近になっていろいろと調べてみて、実際にギターショップで何本か触らせてもらう機会があったのですが、正直なところ国産ギターのほうが握った感じと抱え心地は良いものが多かったです。
やはり、国産ということもあり日本人に合っているのですかね(笑)
私は名前を聞いただけで少し遠ざけてきましたが、【ヤマハ】のギターはかなり扱いやすいと感じました。
サイレントギターはヤマハのメーカーの物を使用しており、そこでネック部分が握りやすいと感じてはいましたが、とても実用性があり、音も木材次第だと思いますが、良い音色を奏でるものばかりでした。
値段と実用性を考えると、国産ギターで絞って購入してみても良いかもしれません。
お店でギターを購入するのであれば、店員さんに頼るか、アコギに詳しい知人がいれば一緒に行っていろいろ教えてもらいながら検討してみましょう。
少しずつギターを弾けるようになってくると、物欲が増して必ず次から次へと新しい相棒が欲しくなってくるので、その段階でネットで調べたり、お店で試奏して音を聴いて、自分に合うモノを選べるようになると思います。
もちろんですが、お金に余裕のある人は初めからお高めなギターを購入する方が間違いないです(笑)
これまで、3つの壁の乗り越え方についてお話ししてきましたが、いづれも私の経験論がほとんどですので、実際の世間体ではどうなのか分かりません。
ですが、一人でも多く私と同じ失敗をせずに、嫌になることもなく、ギターを人生の趣味や特技として一生続けてもらえれば幸いです!私も生涯ギターに寄り添います!(笑)
みなさんも休みの日での暇な時間や、日々の隙間時間をギターと一緒に過ごしてみてはいかがですか?
私と一緒に、楽しいギターライフを送っていきましょう!
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