カレー＝愛。

#カレーにこれ入れる

宅配サービスでキャベツを頼んだつもりだったのに、白菜が届いてしまった。これどうしよう。キャベツに比べて水分の多い白菜は焼いても蒸してもビチャビチャになるし、漬物にすると食べすぎて翌日顔がむっくむくにむくむ。どうしよう…
ということでカレーにしてみた。圧力鍋で蒸せばだいぶカサが減ってお腹に入るし、水分が多いという難点を逆に利用すれば、水を加えなくてもカレーいけるんじゃね？！と思い早速試してみる。届いた１／２カットの白菜をザク切りにし、ついでに煮物を作った時にちょっと余らかしておいたしなびかけの人参もいちょう切りにし、まとめて電気圧力鍋にぶち込んでスイッチを押す。予想通り水を入れなくても水分だくだくに煮込まれた白菜が蓋を開けると見えてくる。そこにカレールーをふたかけら。容量的には４かけらが適量だが、白飯なしで食いたかったので薄味でいく。だがあっさりしすぎて物足りなくなり、グラタン皿に取り分けてチーズをパラパラし、オーブンで焼くこと１０分、白菜カレーグラタンの完成。あっさりとした白菜カレーとコクのあるチーズがいい感じであわさって美味い。
この時期白菜が安い。生まれたての子供くらいの大きさの白菜でも３００円くらいで買える、のだがなぜか買う気になれない。先述した通り、キャベツのような葉物野菜に比べて水分が多いため、料理における汎用性が狭いのだ。他の人も同じだと思っているのか、スーバーに行っても白菜はキャベツよりも売れ残り率が高いように思われる。そんな白菜を無駄にしなくてよかった。愛は地球を救うがごとく、カレーは白菜を救うのだ。感謝感激雨カレー。